めり【乙/減り】
《動詞「め(減)る」の連用形から》 1 へること。出費や損失。「一年に殆んど五割の—が立つ」〈魯庵・社会百面相〉 2 邦楽で、音の高さを低くすること。特に尺八でいう。⇔甲(かり)。
め‐り【罵詈】
ののしること。ばり。「—放言をもとがめずして」〈十訓抄・二〉
めり
[助動][○|(めり)|めり|める|めれ|○]動詞型活用語の終止形、ラ変型活用語の連体形に付く。 1 目で見た事柄に基づいて判断・推量する意を表す。…のようだ。…のように見える。…のように思われ...
メリカ【Melika】
アルジェリアのサハラ砂漠北部、ムザブ地方の涸れ谷(ワジ)に位置するオアシス都市ガルダイア南東郊の集落。10世紀から11世紀頃、イバード派ベルベル人によって築かれた丘の頂のモスクを中心とする古い街...
めり‐かり【乙甲/減上】
《邦楽で、基本の音より音高が下がったものを「めり」、上がったものを「かり」というところから》 1 音の高低。抑揚。 2 音声に抑揚をつけること。めりはり。
めりこむ【▲滅り込む】
床がめり込むのを感じたI felt the floor 「give way [begin to cave in] under my feet.トラックが泥の中にめり込んでいたThe truck ...
めりっ
⇒めりめり踏みつけると板はめりっと音がしてひびが入ったWhen I stepped on the board there was a snap, and a crack appeared in it.
めりっととでめりっとのりょうめん【メリットとデメリットの両面】
both advantages and disadvantages
めりっとをぎせいにする【(…ために)メリットを犠牲にする】
forfeit any advantage (for …)
めりっとをけんとうする【メリットを検討する】
examine [study] an advantage
メリエ【Jean Meslier】
[1664〜1729]フランスの司祭・思想家。絶対王政と服従を説く教会の告発、無神論、唯物論的社会主義をつづった覚え書「遺言」を遺したといわれる。のち、ボルテールによって刊行された「メリエの遺言...
メリエス【Georges Méliès】
[1861〜1938]フランスの映画製作者・監督。奇術師として出発したが、リュミエール兄弟の映画に出会い映画製作を開始。トリックを使った幻想的な映画を開拓し、特殊撮影の創始者となる。作「月世界旅...
メリメ【Prosper Mérimée】
[1803〜1870]フランスの小説家。激しい情熱や異国情緒に満ちた世界を簡潔な文体で描いた。歴史・考古学・言語学などでも活躍。小説「マテオ=ファルコーネ」「カルメン」など。