もっ‐け【物怪/勿怪】
[名・形動] 1 思いがけないこと。不思議なこと。また、そのさま。「彼らは—な顔をしながら」〈中勘助・鳥の物語〉 2 けしからぬこと。不吉なこと。また、そのさま。「この事によりて、様々の—ありけ...
もっ‐けい【木契】
木で作った割り符。律令制で、三関の開閉のための命令の勘合に使われたもの。
もっ‐けい【黙契】
[名](スル)無言のうちに合意が成り立つこと。また、その合意。「互に—する処があるらしく」〈荷風・つゆのあとさき〉
もっ‐けい【木鶏】
《「ぼっけい」とも》 1 木製のにわとり。 2 (1から転じて)少しも動じない最強の闘鶏。また、強さを秘め、敵に対してまったく動じないことのたとえ。
もっけ‐がお【物怪顔】
不思議そうな顔つき。「少し様体お尋ねなされ、と言へば広海—」〈浄・聖徳太子〉