もん‐ぜき【門跡】
1 一宗門の本山。また、そこに住み、その法系を嗣(つ)いでいる僧。 2 平安時代以後、皇族・貴族などが出家して居住した特定の寺院。また、その住職。室町時代以後は寺院の格式を示す語となった。江戸幕...
もん‐ぜき【門籍】
内裏の諸門の通行を許可されている官人の名を書きしるした名簿。
もん‐ぜつ【悶絶】
[名](スル)苦しみもだえて気絶すること。「あまりの苦痛に—する」
もんぜつ‐びゃくじ【悶絶躃地】
苦しみもだえてころげまわること。「王、此を聞きて—して」〈今昔・一・五〉
もんぜん【文選】
中国の詩文集。梁の昭明太子(蕭統(しょうとう))の編。6世紀前半に成立。周代から梁まで約千年間の代表的文学作品760編を37のジャンルに分けて収録。30巻であったが、唐の李善が注をつけて60巻と...
もんぜき【門跡】
1〔仏法を伝承する寺(の僧)〕(the priest in charge of) a temple where the doctrines of the founder of the sect ...
もんぜつ【×悶絶】
悶絶する faint in agony
もんぜん【門前】
門前に before [in front of] a gate門前(に)市を成すhave many visitors; be prosperousあの店は門前市をなす盛況だThat store ...
もんぜんやっきょく【門前薬局】
a pharmacy [drug counter] (that dispenses medication) very close to a hospital or clinic
もんぜんばらい【門前払い】
彼に門前払いを食わされたHe shut [slammed] the door in my face./He turned me away from his door./He refused to...
もんぜつびゃくじ【悶絶躄地】
非常な苦しみの形容。立っていることができないほど悶もだえ苦しんで、転がってはいずり回ること。▽「悶絶」は悶え苦しんで意識を失うこと。苦しんで気絶すること。「躄地」は両足で立つことができず、地をはうこと。「悶絶もんぜつして地ちを躄いざる」と訓読する。
もんぜんじゃくら【門前雀羅】
門の前に網を張って雀すずめを捕まえることができるほど訪問者もなく、人の往来もない寂れたさま。▽「雀羅」は雀を捕まえるときに使う霞網かすみあみのこと。「羅」は「網」に同じ。「門前雀羅を設もうくべし」の略。
もんぜんせいし【門前成市】
多くの人の出入りがあり、市場のようににぎわっていること。権勢や名声が盛んなことのたとえ。