やぎ【柳】
やなぎ。多く他の語と複合して用いられる。「青—」「川—」「恋しけば来ませわが背子垣内(かきつ)—末(うれ)摘み枯らし我立ち待たむ」〈万・三四五五〉
やぎ【山羊/野羊】
偶蹄(ぐうてい)目ウシ科の哺乳類。家畜のものは、西アジア地方の岩山にすむノヤギを飼いならしたもの。ヒツジに似るが、首が長く、雌雄とも角をもつものが多く、雄はあごに長毛の房がある。一般に性質は温順...
やぎ【八木】
姓氏の一。 [補説]「八木」姓の人物八木重吉(やぎじゅうきち)八木義徳(やぎよしのり)
やぎ‐アンテナ【八木アンテナ】
平行線路に長さが約半波長の導体を直角につけ、さらにこれと平行に反射・導波の役をする導体棒をつけて指向性を高めたアンテナ。大正15年(1926)電気通信学者の八木秀次が宇田新太郎とともに開発。地上...
やぎうだ‐アンテナ【八木宇田アンテナ】
⇒八木アンテナ
やぎ【▲山▲羊】
a goat;〔雄〕a he-goat, a billy goat;〔雌〕a she-goat, a nanny goat;〔子〕a kidやぎが鳴いているThe goat is bleatin...
やぎゅう【野牛】
a bison [báisn, -zn|-sn](▼単複同形),a wild ox ((複 oxen));〔米国産の〕a buffalo ((複 ~, ~s, ~es));〔ヨーロッパ産〕a w...
やぎょう【夜業】
night work夜業をする do night work; work 「at night [by night]
やぎがわ【山羊皮】
goatskin;〔子やぎの〕kid
やぎざ【山羊座】
〔星座〕the (Horned) Goat; Capricorn; Capricornus
やぎ‐じゅうきち【八木重吉】
[1898〜1927]詩人。東京の生まれ。敬虔(けいけん)なキリスト者として、詩壇の外にあって純化された詩を発表した。詩集「秋の瞳」「貧しき信徒」など。
やぎゅう‐じゅうべえ【柳生十兵衛】
[1607〜1650]江戸前期の剣術家。大和の人。宗矩(むねのり)の長男。名は三厳(みつよし)。徳川家光の信頼があつく、新陰流を究めた。諸国を多く巡歴したために、後世、さまざまな巷説(こうせつ)...
やぎゅう‐むねのり【柳生宗矩】
[1571〜1646]江戸初期の剣術家。大和の人。宗厳の五男。父とともに徳川家康に仕え、徳川秀忠に新陰流を伝授。徳川家光の信頼があつく、寛永9年(1632)総目付となり、諸大名の監視に当たった。
やぎゅう‐むねよし【柳生宗厳】
[1527〜1606]安土桃山時代の剣術家。大和の人。号、石舟斎。上泉秀綱に新陰流を学んで大成し、柳生新陰流を創始。徳川家康に兵法を伝授した。
やぎ‐よしのり【八木義徳】
[1911〜1999]小説家。北海道の生まれ。満州理化学工業に入社、大陸へ渡る。中国人工員をモデルにした「劉廣福(リュウカンフウ)」で芥川賞受賞。私小説で知られ、他に「母子鎮魂」「私のソーニャ」...