きてい‐るい【奇蹄類】
奇蹄目に属する哺乳類の総称。草食性で、第3指(中指)1本を中心につま先立つ形に進化し、走るのに適した体制をもつ。指の数は後肢で1本または3本、前肢では4本のものもあり、ひづめを備える。化石種が多...
けん‐てい【懸蹄】
偶蹄類(ぐうているい)の地面に触れない小さな2個のひづめ。
こうてい‐えき【口蹄疫】
ウイルス性伝染病の一つ。豚・牛・水牛・羊・山羊・鹿・猪・ラクダ・トナカイなど偶蹄類の動物およびハリネズミ・ゾウなどが感染し、口腔の粘膜やひづめの間の皮膚などに水疱を生じる。国際獣疫事務局(OIE...
ひ‐づめ【蹄】
1 哺乳類のうち奇蹄(きてい)類の馬・サイや、偶蹄類の牛・鹿・イノシシ、長鼻類の象などの足先にある堅い角質のつめ。 2 すぐれた馬。駿馬(しゅんめ)。「八匹の—を愛し」〈盛衰記・一四〉
ゆうてい‐るい【有蹄類】
ひづめをもつ哺乳類。奇蹄類の馬・サイ、偶蹄類の牛・シカなどのほか、象・ジュゴンなどがある。