アイエヌエフ‐ぜんぱいじょうやく【INF全廃条約】
⇒中距離核戦力全廃条約
あいがんどうぶつようしりょうあんぜんせいかくほ‐ほう【愛玩動物用飼料安全性確保法】
《「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」の略称》犬や猫などのペットの健康保護を目的として制定された法律。ペットフードの安全を確保するため、製造・輸入・販売に規制を設けている。平成21年(...
あきゅうせい‐こうかせい‐ぜんのうえん【亜急性硬化性全脳炎】
⇒エス‐エス‐ピー‐イー(SSPE)
アジアあんぜんほしょう‐かいぎ【アジア安全保障会議】
アジア太平洋地域の防衛問題や地域間防衛協力に関し、各国の防衛担当閣僚や専門家などが議論を行う多国間会議。英国の国際戦略研究所(IISS)が主催し、2002年の第1回会議から毎年シンガポールのシャ...
あん‐ぜん【安全】
[名・形動]《中世は「あんせん」とも》危険がなく安心なこと。傷病などの生命にかかわる心配、物の盗難・破損などの心配のないこと。また、そのさま。「家内の—を祈る」「—な隠れ家」「荷物の—な輸送」⇔危険。
ぜんしん【全身】
[共通する意味] ★体の全部。体じゅう。[英] the whole body[使い方]〔全身〕▽虫に刺されて全身がはれあがる▽全身運動〔渾身〕▽渾身の力をふりしぼって岩を動かした〔満身〕▽満身に...
ぜんめつ【全滅】
[共通する意味] ★残らずすべてなくなること、また、なくなるようにすること。[英] annihilation[使い方]〔全滅〕スル▽戦闘で小隊が全滅した▽台風で作物が全滅した〔絶滅〕スル▽絶滅の...
ぜんがく【全額】
[共通する意味] ★全部を合計した金額。[英] the sum total[使い方]〔総額〕▽改修費用の総額五百万円▽募金総額百万円〔全額〕▽授業料を全額払い込む▽修理代金を全額出す[使い分け]...
ぜんこく【全国】
[共通する意味] ★その国全体。[英] the whole country[使い方]〔全土〕▽台風は日本の全土にわたって影響を及ぼした▽わが軍はすでに全土を支配下に収めている〔全国〕▽全国で一斉...
ぜんしゅう【全集】
[共通する意味] ★特定の基準で著作を集め、一冊または何巻かを一組みとして出版した書物。[英] one's complete works[使い方]〔全集〕▽漱石(そうせき)の全集▽謡曲全集▽日本...
いっぱんぜんぴょう【一斑全豹】
⇒ ぜんぴょういっぱん(全豹一斑)
ぜんちぜんのう【全知全能】
知らないことは一つもなく、できないことは何もないということ。すべてのことを知り尽くし、行える完全無欠の能力のこと。▽「知」は物事の本質を見通す力。「能」は物事を成し遂げる力。神の力を「全知全能」とたとえる。「知」は「智」とも書く。
ぜんぴょういっぱん【全豹一斑】
もののごく一部を見て、全体を推測したり批評したりすることのたとえ。見識がきわめて狭いことのたとえ。▽「一斑」は豹ひょうの斑点の一つ。「全豹」は豹全体。転じて、物事の全容のこと。狭い管から豹をのぞき、見えた一つの斑点から豹全体を類推するという意。「一斑全豹いっぱんぜんぴょう」ともいう。
ぜんりょくとうきゅう【全力投球】
野球で、投手がすべての力を振り絞って、打者と対すること。転じて、全能力を傾けて、物事に対処すること。
めんもくぜんひ【面目全非】
顔の形が全く変わってしまうこと。また、物事のようすが一変すること。
おおた‐ぜんさい【太田全斎】
[1759〜1829]江戸後期の儒学者。福山藩士。名は方(ほう)。音韻学に通じた。著「韓非子翼毳(かんぴしよくぜい)」「漢呉音図」など。また、「俚言集覧(りげんしゅうらん)」の著者ともいわれる。
しば‐ぜんこう【芝全交】
[1750〜1793]江戸後期の黄表紙作者。江戸の人。本名、山本藤十郎。遊里や歌舞伎に取材して、こっけいで洒脱に富んだ作品を著した。作「大悲千禄本(だいひのせんろっぽん)」など。
しゅ‐ぜんちゅう【朱全忠】
[852〜912]中国、五代後梁の初代皇帝。在位907〜912。名は温。廟号は太祖。碭山(とうざん)(江蘇省)の人。黄巣の賊徒から身を起こし、唐の節度使となる。のち、哀帝を擁立、907年、譲位さ...
チョン‐ドファン【全斗煥】
[1931〜2021]韓国の軍人、政治家。第11〜12代大統領。慶尚南道出身。1955年陸軍士官学校を卒業。79年の朴大統領暗殺事件の混乱を国軍保安司令官として処理し、戒厳司令官を逮捕して実権を...
リー‐トーチュアン【李徳全】
⇒りとくぜん(李徳全)
全身に張り巡らされた骨格筋
筋肉は収縮運動を行うとき、細胞内のブドウ糖やグリコーゲンを分解・燃焼させて、運動のためのエネルギーを発生させます。 ところが、運動などで急激に筋肉を使うと、細胞内の酸素が不足して糖の分解が上手くいかず、乳酸がたまります。すると筋肉の収縮がスムーズでなくなり、痛みを伴うようになります。これが"筋肉疲労"です。 また、運動をしなくても、長時間同じ姿勢で作業をしていることで、血液がいきわたらなくなって筋肉疲労が生じ、肩こり、腰痛などを引き起こします。
全身の筋肉のしくみ
筋肉は、からだや臓器を動かす原動力となる運動器官です。 筋細胞(筋線維)という収縮性のある細胞の集合体である筋肉は、骨格に付着してからだを動かす骨格筋、血管や内臓の器官を動かす平滑筋、心臓を動かす心筋と大きく3種類に分けられます。 また、骨格筋だけでも600種以上あり、それぞれに名前がつけられています。付着する骨の部位によって大きさや形もさまざまです。
全身の「骨格」のしくみ
骨格は、各臓器を外部の衝撃から守る役割があり、保護する臓器によって骨の大きさや形、しくみも異なります。 からだの司令塔である脳を守る頭蓋骨は、"縫合"と呼ばれる複雑なつながり方で固く連結されています。 一方、心臓と肺を保護しているのは胸郭です。胸郭は胸椎(背骨の一部)、胸骨と12対の肋骨によってカゴ状に形成されており、各々の骨は関節や軟骨でつながっています。 また、からだの支柱である脊柱(背骨)は、リング状の椎骨が軟骨や靱帯でつながり、脊髄を囲み保護するとともに姿勢を保ちます。 生殖器や消化器、泌尿器を保護する骨盤は、腸骨、恥骨、坐骨からなる寛骨を中心に、腹部全体を下方から支え、体重を下肢へ伝えます。 付着する筋肉のはたらきにより、運動の支点となることも、骨格の重要な働きのひとつです。 新生児では約350個ある骨は、からだの成長とともに融合しながら、より太く強い骨へと変化していきます。そのため、成人では、約200~208個で基本的には206個の骨が骨格を形成します。 成人に比べ、乳幼児のからだが柔軟なのは、すべての骨が融合する前の、発育途中にあるためです。