あい‐えき【愛液】
女性が性的に興奮したとき、その性器内部から分泌する粘液のこと。
アイエッチ‐ちょうりき【IH調理器】
《IHは、induction heating(誘導加熱)の略》調理器内部の渦巻きコイルから発生する磁力線によって、上に置いた鍋底に渦電流が生じ、電流が熱に変わる方式の調理器。高温が得られる、炎が...
アイエム‐カートリッジ【IMカートリッジ】
《induced magnet cartridge》レコードプレーヤーで、アナログレコードの音溝の変化を電気信号に変換するカートリッジの一方式。カートリッジ内部にコイルと永久磁石があり、音溝に従...
アイ‐シー‐エム【ICM】
《inner cell mass》⇒内部細胞塊
アイス‐レーダー【ice rador】
氷河や氷床の内部を探査するレーダー。氷上から電波を下方に向かって発射し、その反射時間から氷の層状の構造や底面の地形を調べることができる。
明るい
I1〔光線が十分である〕light;〔照明が十分である〕(well-)lighted;〔輝いている〕bright;〔発光する〕luminous明るいうちにwhile it is (still) ...
内
1〔物の内部〕the inside雨が降ってきたので内に入ったIt began to rain, and so we went inside [indoors].その戸は内からは開かないThe ...
内兜
I〔かぶとの内側〕the inside [lining] of a helmetII〔内部の事情〕inside information内兜を見透かすsee through a person's ...
内側
Ithe inside内側のポケットan inner pocket内側のコースを走るhave the inside track戸は内側に開きますThe door opens inward(s) ...
内の者
I1〔家族〕my family2〔使用人〕my [our] employees;〔職人などの弟子〕my [our] apprentices;〔部下〕my [our] people [men]内の...
ぶない【部内】
[共通する意味] ★組織などの内側。[英] the inside[使い方]〔部内〕▽部内の意見を調整する▽部内の足並みをそろえる▽政府部内にも賛否両論がある〔内部〕▽内部の人間の犯行▽内部から機...
ないぶ【内部】
[共通する意味] ★組織などの内側。[英] the inside[使い方]〔部内〕▽部内の意見を調整する▽部内の足並みをそろえる▽政府部内にも賛否両論がある〔内部〕▽内部の人間の犯行▽内部から機...
ないめん【内面】
[共通する意味] ★あるものや、囲まれている領域の、外側でない部分。[英] the inside[使い方]〔内〕▽内からかぎをかける▽生徒の内から代表者を選ぶ〔中〕▽かばんの中へ入れる▽三人の中...
なか【中】
[共通する意味] ★あるものや、囲まれている領域の、外側でない部分。[英] the inside[使い方]〔内〕▽内からかぎをかける▽生徒の内から代表者を選ぶ〔中〕▽かばんの中へ入れる▽三人の中...
うち【内】
[共通する意味] ★あるものや、囲まれている領域の、外側でない部分。[英] the inside[使い方]〔内〕▽内からかぎをかける▽生徒の内から代表者を選ぶ〔中〕▽かばんの中へ入れる▽三人の中...
きたむら‐とうこく【北村透谷】
[1868〜1894]詩人・評論家。神奈川の生まれ。本名、門太郎。自由民権運動に加わった後、「楚囚之詩」を発表。島崎藤村らと「文学界」で活躍。近代ロマン主義文学の中心となったが、自殺。長詩「蓬莱...
しろやま‐さぶろう【城山三郎】
[1927〜2007]小説家。愛知の生まれ。本名、杉浦英一。経済学の知識を生かし、企業の内部や組織の裏面の人間模様を鮮やかに描き、企業小説の大ブームを巻き起こした。伝記小説も手がけ、映像化された...
チャンドラセカール【Subrahmanyan Chandrasekhar】
[1910〜1995]米国の理論天体物理学者。インド生まれ。恒星大気、恒星内部構造、恒星系の力学などを広範囲に研究、ブラックホール研究の先鞭をつけた。1983年、ノーベル物理学賞受賞。
りゅう‐ひんがん【劉賓雁】
[1925〜2005]中国の小説家・ジャーナリスト。吉林省長春の人。新聞記者としての取材に基づき、1956年、官僚主義批判の「本報内部消息」などを発表。1958年から1978年まで農村などへ追わ...
血中脂質検査の目的
脂質異常症(高脂血症)の有無をチェック 血液検査によって、血液中の「総コレステロール」「中性脂肪」「LDLコレステロール」「HDLコレステロール」を測定し、脂質異常症の有無を調べます。脂質異常症は、LDLコレステロールが過剰になる「高LDLコレステロール血症」、HDLコレステロールが少なすぎる「低HDLコレステロール血症」、中性脂肪が過剰になる「高中性脂肪血症」の3つに分類されます。 血中脂質が基準値から外れるもっとも大きな要因は、やはり生活習慣にあるといえます。高カロリーの食事、コレステール・脂肪・糖分を多く含む食品の食べ過ぎやアルコールの飲み過ぎは、コレステロールや中性脂肪を増加させます。また、運動不足は脂質の代謝能力を低下させ、中性脂肪の蓄積につながります。さらに、喫煙はHDLコレステロールを減らして、LDLコレステロールを優位にするといわれています。 そのほかの要因としては、ほかの病気が原因で、二次的に脂質異常を来す場合です。脂質異常の原因となる病気には、甲状腺機能低下症、糖尿病、クッシング症候群、ネフローゼ症候群、尿毒症、原発性胆汁性肝硬変、閉塞性黄疸、膠原病などがあげられます。また、遺伝性の高コレステロール血症や高中性脂肪血症もあります。 服用中の薬が原因で脂質異常症になることもあります。なかでも服用者がとくに多いのが高血圧に用いられる降圧薬です。そのほかにも、副腎皮質ホルモン薬、向精神薬、女性では経口避妊薬(ピル)や、更年期障害などに用いられる女性ホルモン薬などが原因となります。 高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症、高中性脂肪血症といった脂質異常は、動脈硬化を促進して、脳卒中や心臓病のリスクを高めます。 LDLそのものは、全身に必要なコレステロールを供給するという重要な役目を担っており、決して悪玉ではありません。しかし、血液中のLDLが過剰になると、LDLは動脈の内膜の傷から内部に侵入し、動脈壁に蓄積していきます。結果、動脈壁は厚く硬くなり、粥状動脈硬化が進んで行くのです。 一方、HDLは余分なコレステロールを回収してくれるので、動脈硬化を抑制します。しかし、HDLが少ないと、余分なコレステロールが十分に回収されず、たまったままになります。つまり、LDLとHDLのバランスがとれていれば、動脈硬化にはなりにくく、両者のバランスが崩れてLDLが優位になると、動脈硬化を促進してしまうということです。 また、中性脂肪が過剰になると、それに反比例するように、HDLが減ることがわかっています。さらに、中性脂肪が高くなると、LDLが小型化したLDL、「スモール・デンス・LDL」が増加します。小型化したLDLは、もっているコレステロールは少なくなるものの、動脈壁に侵入しやすくなっています。このことから、小型化したLDLは"超悪玉コレステロール"とも呼ばれており、通常のLDLよりもさらに質が悪くなっているということです。また、同じコレステロール量でも、小型化したLDLをもっている人は、心筋梗塞に3倍かかりやすいといわれています。 動脈硬化に直接悪影響を及ぼすのはLDLですが、中性脂肪も間接的に動脈硬化促進に働きます。また、HDLは低下することでLDLを野放しにし、動脈硬化を間接的に促進します。
呼吸器のしくみ
通常「のど」と呼ばれている部分は、口腔、鼻腔、食道上部の咽頭、気管上部の喉頭までを指します。 のどは、呼吸器官としては外気との出入口にあたり、酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出するはたらきをしています。また、食べ物の通り道、声を出すための器官という複数の役割も担っています。そして、外気から取り込まれた空気は、喉頭からさらに気管の奥へ送られます。 気管は、のどと肺をつなぐ管状の部分で、軟骨と筋肉でできています。気管は下端が2本に分岐しており、分岐から先を「気管支」と呼びます。 気管支は、左右の肺まで続く主気管支、肺の中で細かく分岐する細気管支からなります。 肺は、脊椎、肋骨、胸骨でつくられた鳥かご状の胸郭で囲まれている、リーフ型をした袋状の呼吸器官です。左右の肺は対称ではなく、右肺は上葉、中葉、下葉の3つに分かれているのに対し、左肺は近くに心臓があることから上葉、下葉のみで、右肺に比べて小さめにできています。内部では、気管支、肺動脈、肺静脈がすみずみまでのびています。 呼吸器経路で運ばれてきた空気は、肺の中の呼吸細気管支と呼ばれるいちばん末端の気管支から、酸素と二酸化炭素の交換を行う肺胞まで到達します。
消化管の最末端―肛門
肛門は直腸から続く長さ約3㎝ほどの器官です。食べ物の残滓を排泄し、便やガスの排出をコントロールします。 肛門の内部を見ると、内壁は歯状線を境に粘膜(直腸)と皮膚(肛門)に分かれます。粘膜で覆われた直腸部分は、自律神経に支配されているため、痛みなどの感覚がありません。 一方、肛門部分は皮膚と同じ脊髄神経に支配されているので、痛みを感じます。そのため、歯状線より上の直腸部分にできる内痔核はあまり痛みませんが、歯状線より下の肛門部分にできる外痔核はひどく痛みます。 肛門の外側は「内肛門括約筋」、「外肛門括約筋」という筋肉に取り囲まれています。 外肛門括約筋は、自分の意思でコントロールすることができます。排便が可能であれば、外肛門括約筋の収縮が解かれ、排便がおこります。これを"随意性排便"といいます。排便時は、自力で外肛門括約筋をゆるめるとともに、いきむことで腹圧を高めて便を直腸から押し出します。 外肛門括約筋は、自分の意思でゆるめようとしない限り収縮しているので、すぐに排便できないような状況下では、便意をこらえることができます。 睡眠中などの無意識下でも、内肛門括約筋が自動的に収縮して肛門を閉じており、また大脳から外肛門括約筋に収縮の指令が出ているため、便が勝手に漏出することはありません。