アラキ【(オランダ)arak】
ナツメヤシの樹液などを発酵・蒸留させてつくった酒。エジプトや東南アジア・インド地方で常用する。日本には江戸時代にオランダ人によって伝えられた。アラキ酒。アラック。 [補説]「阿剌吉」とも書く。
いしべ‐きんきち【石部金吉】
《石と金の二つの硬いものを並べて人名のようにした語》非常にきまじめで物堅い人。特に、女色(じょしょく)に迷わされない人。また、融通のきかない人物。
うんりゅう‐ひさきち【雲竜久吉】
[1823〜1891]幕末の力士。第10代横綱。筑後(ちくご)の人。本名、佐藤久吉。旧姓、塩塚。柳川藩のお抱え力士。横綱の土俵入りの雲竜型考案者といわれている。→第9代横綱秀ノ山 →第11代横綱...
えて‐きち【得手吉】
《「得手」を人名めかした語》 1 「得手1」に同じ。「二十三、四にて器量もよし、泣く事が—なり」〈洒・面和具噺〉 2 「得手3」に同じ。「ああ、また—へやられましたか」〈伎・四谷怪談〉 3 「得...
おおしま‐りょうきち【大島亮吉】
[1899〜1928]登山家。東京の生まれ。大正11年(1922)北アルプス槍ヶ岳の冬期初登頂に成功。登山思想の確立に努めたが、昭和3年(1928)3月、前穂高岳北尾根で墜落死。著「山」「先蹤者...
いしべきんきち【石▲部金吉】
a man of strict 「moral probity [integrity]
きち【吉】
good luck; good fortune吉の lucky;《文》 auspicious占いが吉と出たGood fortune was foretold for me.万事上々吉だったLuc...
だいきち【大吉】
very good luck; excellent luckおみくじを引いたら大吉と出たI drew a sacred lot which foretold very good luck for...
ふきつ【不吉】
不吉な 〔凶兆を示す〕ill- omened; ominous;〔不幸な〕unlucky不吉な星のもとに生まれるbe born under an unlucky [《文》 inauspiciou...
かのう‐こうきち【狩野亨吉】
[1865〜1942]哲学者・思想家。秋田の生まれ。一高校長。京都大学初代文科大学長。日本の自然科学思想史の開拓者で、安藤昌益らを発掘。
とうじん‐おきち【唐人お吉】
[1841〜1890]伊豆下田の船大工の娘。安政4年(1857)下田奉行所のはからいで、下田に滞在中のアメリカ総領事ハリスのもとに看護婦として送られたが、実際は妾であったという。のち自殺。 ...
なかえ‐うしきち【中江丑吉】
[1889〜1942]中国学者。大阪の生まれ。兆民の長男。北京に在住約30年。中国古代思想史などを研究。著「中国古代政治思想」など。
はっとり‐うのきち【服部宇之吉】
[1867〜1939]中国哲学者。福島の生まれ。東大教授。西洋哲学の立場から中国思想の解明に努めた。著「東洋倫理綱要」「清国通考」など。
わだ‐まんきち【和田万吉】
[1865〜1934]国文学者・書誌学者。岐阜の生まれ。東大教授。日本で初めて図書館学を講義した。著「謡曲物語」「古版地誌解題」「図書館史」。