あ【吾/我】
[代]一人称の人代名詞。わたし。われ。わ。「—を待つと君が濡れけむ」〈万・一〇八〉 [補説]主に上代に用いられ、平安時代には「あが」の形を残すだけになった。
あれ【吾/我】
[代]一人称の人代名詞。われ。わたし。「さ寝むとは—は思へど」〈記・中・歌謡〉 [補説]上代語。中古には、「あれにもあらねば返しすべくも思はねど」〈源・玉鬘〉のような慣用表現に残るだけで、「われ...
きん‐ご【金吾】
《漢代に宮門の警備や天子の護衛に当たった武官「執金吾」の略》衛門府の唐名。
くにえだ‐しんご【国枝慎吾】
[1984〜 ]車椅子テニス選手。千葉の生まれ。世界ランキングの1位になるなど、車椅子テニスの第一人者として活躍。パラリンピックでは、シングルスの金メダルを3度獲得。令和4年(2022)のウィン...
こ‐ご【故吾】
もとの自分。昔のままの自分。「文三の今我(こんが)は—でない、しかしお政の—も今我でない」〈二葉亭・浮雲〉
きようら‐けいご【清浦奎吾】
[1850〜1942]政治家。熊本の生まれ。旧刑事訴訟法・保安条例の制定に参画。第二次山県内閣の法相として治安警察法を制定。大正13年(1924)首相に就任したが、護憲三派の攻撃で総辞職。
さかぐち‐あんご【坂口安吾】
[1906〜1955]小説家。新潟の生まれ。本名、炳五(へいご)。情痴・荒廃の世界を戯画的な手法で表現し、大胆な文明批評で戦後文学の代表者の一人となった。評論「日本文化私観」「堕落論」、小説「風...
ばば‐つねご【馬場恒吾】
[1875〜1956]ジャーナリスト。岡山の生まれ。「ジャパンタイムズ」「国民新聞」の編集長を歴任。自由主義擁護の論陣を張り、無産政党の結成にも尽力。第二次大戦後、読売新聞社社長。
ひがしの‐けいご【東野圭吾】
[1958〜 ]小説家。大阪の生まれ。エンジニアの経験を生かして、理科系の専門知識を駆使した異色のミステリーを次々に発表し、若年層を中心に多くの読者を得る。その後、社会派小説やスポーツものも執筆...
り‐たくご【李卓吾】
⇒李贄(りし)