アイ‐アイ‐エス‐エス【IISS】
《International Institute for Strategic Studies》国際戦略研究所。世界の安全保障問題や軍事力分析などを専門に行う英国のシンクタンク。毎年世界の軍事情勢...
アイ‐エフ‐アール‐エス【IFRS】
《International Financial Reporting Standards「アイファース」「イファース」とも》国際財務報告基準。財務諸表作成に関する国際的会計基準のこと。2001年...
アイ‐エム‐エフ‐シー【IMFC】
《International Monetary and Financial Committee》国際的な通貨・金融システムの運営について、IMF総務会に助言・報告を行う組織。前身のIMF暫定委員...
アイ‐エム‐ビー【IMB】
《International Maritime Bureau》国際商業会議所(ICC)の下部組織。海事詐欺、海賊行為など海上貿易における犯罪を防止し、取り締まる目的で1981年に発足。本部はロン...
アイ‐エー‐エス【IAS】
《International Accounting Standards》国際会計基準。1973年に設立された国際会計基準委員会(IASC)が定めた財務諸表作成に関する国際的会計基準のこと。現在で...
粗方
1〔大部分〕almost [nearly] all, for the most part, mostly;〔ほとんど〕nearly, practically財産のあらかたを使い果たしたHe sq...
有る
1〔持っている,備わっている〕have彼は金と暇があるHe has money and time to spare.田舎に農場があるHe has [owns] a farm in the cou...
何れ
1〔二者のうちで〕either;〔たくさんのうちで〕any;〔両方〕bothあの二人はいずれも帰国子女だ「The two are both [Both of them are] returnee...
委託
(a) commission;〔販売の〕consignment委託する 〔信用してまかせる〕entrust ((a thing to a person; a person with a thin...
いたくする【委託する】
〔信用してまかせる〕entrust ((a thing to a person; a person with a thing));〔商品の販売を託す〕consign ((to));〔管理などを...
ろんぶん【論文】
[共通する意味] ★ある問題についての調査や研究の結果を述べた文章。[使い方]〔論文〕▽これまでの研究の成果を論文にまとめる〔レポート〕▽今までの経過を報告するレポートを出す▽実験結果をレポート...
レポート
[共通する意味] ★ある問題についての調査や研究の結果を述べた文章。[使い方]〔論文〕▽これまでの研究の成果を論文にまとめる〔レポート〕▽今までの経過を報告するレポートを出す▽実験結果をレポート...
ほうこく【報告】
[共通する意味] ★現場の様子や仕事の結果などを、文書、記事、映像などの形で、告げ知らせること。また、その文章や映像など。[英] a report[使い方]〔報告〕スル〔レポート〕スル[使い分け...
レポート
[共通する意味] ★現場の様子や仕事の結果などを、文書、記事、映像などの形で、告げ知らせること。また、その文章や映像など。[英] a report[使い方]〔報告〕スル〔レポート〕スル[使い分け...
たいよう【大要】
[共通する意味] ★物事の大体のところ。[英] a summary; an outline[使い方]〔概略〕▽家までの道順の概略を書く▽企画の概略を説明する〔概要〕▽予算の概要を報告する▽調査の...
カルピーニ【Giovanni de Piano Carpini】
[1182ころ〜1252]イタリアのフランシスコ会士。生地コルピニにちなんでの通称。ローマ法皇の使節としてモンゴル帝国のグユク=ハンに謁見。その旅行報告記「実事報告」で東洋の知識を西欧に伝えた。
コルサコフ【Sergey Sergeevich Korsakov】
[1854〜1900]ロシアの精神病学者。1887年、慢性アルコール中毒者にみられる精神異常障害、失見当、記銘障害、健忘などを最初に報告。後にコルサコフ症候群として分類された。
コンドルセ【Marie-Jean-Antoine Nicolas de Caritat Condorcet】
[1743〜1794]フランスの数学者・思想家・政治家。1791年、立法議会の議員、公教育委員会議長となり、国民教育制度の構想を報告。ジロンド憲法草案作成に参加したが、のち逮捕され、獄中で死亡。...
さくま‐つとむ【佐久間勉】
[1879〜1910]軍人。海軍大尉。福井の生まれ。第六潜水艇長として潜航訓練中、遭難。死ぬまで報告を書き続けた。
しん‐いけい【沈惟敬】
[?〜1599]中国、明の軍人・政治家。嘉興(浙江(せっこう)省)の人。豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、明の副使として慶長元年(1596)に来日したが、講和交渉に失敗。帰国後、偽りの報告が露顕し、処刑さ...
AST・ALT・γ-GTP検査の目的
肝臓・胆道などのトラブルをチェック AST、ALT、γ-GTPは、肝臓病や胆道系の病気を調べるための検査です。これらの検査だけで、肝臓病や胆道系の病気を診断することはできませんが、肝臓に障害があるかどうかを調べる第一段階の検査として、重要な意味をもつ検査です。いずれも採血して、血液中のそれぞれの値を計ります。 ASTは、心筋や肝臓、骨格筋、腎臓などに多く含まれているため、これらの臓器の細胞の障害は、血液中のASTにもすぐに反映されます。また、ALTは、とくに肝細胞の変性や壊死に敏感に反応します。そのため、肝臓病を診断するためには、ASTと肝臓の病変に敏感に反応するALTを必ず併せて調べることが重要になります。 γ-GTPは、肝臓では胆管系に多く分布しており、肝臓に毒性のある薬やアルコールに敏感に反応します。また、γ-GTPは胆道系酵素とも呼ばれており、黄疸の鑑別にも有効で、ASTやALTよりも早く異常値を示すため、スクリーニング(ふるい分け)検査としてよく用いられます。 ASTとALTに異常値が出た場合は、急性肝炎や慢性肝炎、アルコール性肝障害、肝硬変、肝臓がん、閉塞性黄疸などが考えられます。また、甲状腺機能亢進症や貧血などでも、AST・ALTが上昇します。ASTは心筋にも多く含まれているため、ASTの高値では心筋梗塞も疑われます。 ただ、両者の値は、肝細胞がどの程度壊れているかを示すものです。肝細胞の再生能力は非常に強いので、多少基準値から外れていても、壊れた分を再生できればとくに問題はありません。 また、ASTとALTは、両者のバランスを見ることも大切です。通常、ASTとALTはほぼ同じ値を示しますが、病気によってはASTとALTの比が変わってくることがあります。 γ-GTPが上昇する第1の要因は、肝臓の薬物代謝酵素が活性化していることです。 多くの薬は、肝臓のミクロゾームという部分にある薬物代謝酵素によって分解、解毒されます。γ-GTPもこの酵素の一種で、常に分解すべき物質が送り込まれていると、活性が高まり、血液中の値が上昇します。 γ-GTPの上昇にかかわる薬には、睡眠薬や抗けいれん薬のフェニトイン、鎮静薬のフェノバルビタール、糖尿病の薬、副腎皮質ホルモン薬などがあります。 また、アルコールも薬物の一種ですから、大量の飲酒を続けていると、アルコール分解酵素の活性が高まり、これを反映してγ-GTPが上昇します。 γ-GTPが上昇する第2の要因は、胆汁の停滞です。がんや胆石などで毛細胆管が圧迫されると、γ-GTPが上昇します。この傾向はASTやALTも同じなので、三者が同じように高値を示す場合は、胆道系の病気が疑われます。一方、γ-GTPだけが高値を示す場合は、第1の要因であげた薬剤性肝障害やアルコール性肝障害の可能性が高くなります。 AST、ALT、γ-GTPの検査で肝機能低下が疑われるときは、さらに詳しい検査を受けます。 肝臓病の代表ともいえる肝炎は、進行すると肝硬変、さらには肝臓がんへ発展することがあります。 AST、ALT、γ-GTPで「異常なし」の判定を受けた場合でも、大量の飲酒の習慣のある人、血糖値や血中脂質に異常がある人は、要注意です。脂肪肝が潜んでいる可能性がゼロではないからです。 脂肪肝では、とくにγ-GTPが高値を示すのですが、アルコール性肝障害でもγ-GTPが高値にならない人がおり、厚生労働省の調査によると、脂肪肝の患者のうち、γ-GTPが異常値を示したのは全体の3割強にとどまるといった報告もあります。 また本来、非アルコール性の脂肪肝は、肥満による内臓脂肪が原因で、肥満を改善したり、飲酒を制限することで回復する良性の病気です。 しかし、この脂肪肝の一部には、肝硬変に移行し、肝がんを合併する悪性のものがあります。これを非アルコール性脂肪肝炎といいます。
花粉症の仕組みと人体への影響(スギ花粉皮膚炎)
免疫が花粉に対して過敏に反応し(アレルギー反応)、多彩な症状が現れるのが花粉症です。さまざまな植物の花粉で花粉症がおきますが、代表格は"スギ花粉"です。 スギ花粉症がわが国で初めて報告されたのは昭和30年代終盤。以来、毎春、スギ花粉に悩まされる人(とくに小児)が増加しているといわれます。その要因の一つとして、国産木材の利用低迷などにより伐採が進まず、花粉を多くつける樹齢30年以上のスギ林が増加―。スギ花粉飛散量が増えたことがあげられます。 花粉症は、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患をもつ人、あるいは家族に何らかのアレルギーがある人がなりやすいと考えられています。 また、今まで花粉症になったことがない人でも、大量の花粉にさらされると免疫が花粉に過敏に反応するようになり、花粉症を発症しやすくなります。 花粉症は、まず体内で以前侵入した花粉を"悪者"と記憶する「感作(かんさ)」という状態がつくられたところへ、新たに花粉が侵入してきた際に発症します。鼻の粘膜に花粉がつくと、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状が現れます。目(結膜)の粘膜に花粉がつくと、目のかゆみや涙目、充血などの症状が現れます。大半はこのような目や鼻の症状を訴えるため、「花粉症は目や鼻の病気」と思われがちです。しかし近年、前述の症状以外に、咳や頭痛、全身倦怠感、発熱などを伴うことがあることが知られるようになり、現在、「花粉症は全身性疾患だ」と考えられています。 花粉症の多彩な症状のなかで、最近、とくに注目されているのが"スギ花粉皮膚炎"です。目の周りや頬、あるいは首の皮膚がカサカサして赤い斑点ができ、かゆみが現れます。多くの場合、ジュクジュクした湿疹にはならず、軽症のまま軽快します。また、春以外の季節には見られないことも特徴です。 スギ花粉皮膚炎は、皮膚に花粉が触れることによって発症します。本来、皮膚の一番外側にある角層が花粉などの異物を通さないバリアとして機能し、健康な皮膚が保たれていますが、乾燥などで角層のバリア機能が弱まってしまうと花粉が角層の奥へ侵入してアレルギー反応が出現、スギ花粉皮膚炎がおきる、と考えられています。 ①免疫を担う細胞の一つであるマクロファージが侵入してきたスギ花粉を食べ、「これは敵だ」という情報を、T細胞に伝える ②T細胞が、マクロファージから受け取った敵の情報をB細胞に伝えると、B細胞は「スギ特異的IgE抗体」をつくる ③抗体は粘膜などに存在する肥満細胞と合体する(これを感作という) ④再び侵入したスギ花粉が抗体と結合すると、肥満細胞から化学物質が出てアレルギー症状が出る