あまの【天野】
大阪府河内長野市の地名。天野山金剛寺がある。
あまの【天野】
姓氏の一。 [補説]「天野」姓の人物天野信景(あまのさだかげ)天野宗歩(あまのそうほ)天野貞祐(あまのていゆう)天野浩(あまのひろし)
あまの‐がわ【天野川/天之河】
大阪府交野(かたの)・枚方(ひらかた)両市域を流れる川。淀川に注ぐ。また、その川沿いにあった枚方市禁野付近の地名。[歌枕]「—遠き渡りになりにけり交野のみのの五月雨(さみだれ)のころ」〈続後撰・夏〉
あまの‐ざけ【天野酒】
天野山金剛寺でつくられた酒。中世以降品質のよいことで有名だったが、明暦年間(1655〜1658)に製造を中止。昭和46年(1971)に地元の酒造業者が復活させた。
あまの‐そうほ【天野宗歩】
[1816〜1859]江戸末期の棋士。江戸の人。11代大橋宗桂に入門。近代将棋の定跡の基礎を築いた。七段。後世、棋聖と仰がれる。著に定跡集「将棋精選」がある。