かがく‐てき【科学的】
[形動] 1 考え方や行動のしかたが、論理的、実証的で、系統立っているさま。「—な説明」 2 特に自然科学の方法に合っているさま。「—な知識に乏しい」
きょういく‐かがく【教育科学】
教育を実証的、客観的に研究する学問的立場。一般に教育研究の科学的側面を強調する教育学。
きょういく‐しゃかいがく【教育社会学】
教育と社会との相互関係を実証的に研究する学問。
けいけん‐かがく【経験科学】
経験的事実・現象を対象とし実証的な方法で研究する学問。自然科学や社会科学など。数学・形式論理学、また規範学のような学問に対する語。
げいじゅつ‐がく【芸術学】
芸術一般に関し、理論的考察を行う学問。特に、芸術活動を実証的、科学的に研究する学問。19世紀後半から20世紀初頭にかけ確立、発展した。
実証
(a) proof実証する 〔立証する〕prove;〔議論や実例によって〕demonstrate ((that))実証的(に) positive(ly); demonstrative(ly)実証...
背景
I1〔絵画などの後景〕a background山を背景にして写真を撮ったWe had our picture taken with the hill 「for a [in the] backgr...
a positive approach to the problem
その問題の実証的な研究法
demonstrative
[形]1 論証[立証]に役立つ,実証的な;明確[明白]な,決定的な2 〈人が〉感情を表に出す,心情を吐露する;愛情[好意]をはっきり示す2a 示威的な2b 《文法》指示する,指示的なa demo...
positive
[形]1 〈情報などが〉確実な(解説的語義)間違いない,明白[明確]な,はっきりした,確固たる(definite);〈規則などが〉明文化された;実定的なpositive evidence [pr...
いで‐まごろく【井出孫六】
[1931〜2020]小説家・ルポライター。長野の生まれ。実証的な手法で社会問題に鋭く切り込む。「アトラス伝説」で直木賞受賞。他に「秩父困民党群像」「終わりなき旅」「島へ」など。
おう‐ねんそん【王念孫】
[1744〜1832]中国、清代の考証学者。高郵(こうゆう)(江蘇省)の人。字(あざな)は懐祖。音韻訓詁(くんこ)の学にすぐれ、古典の実証的解釈学に新生面を開いた。著「広雅疏証」「読書雑志」など。
くまい‐けい【熊井啓】
[1930〜2007]映画監督。長野の生まれ。「帝銀事件 死刑囚」で監督デビュー。現代社会・政治問題を扱った実証的な作品で、社会派監督として注目される。代表作は、ダム建設の現実をえぐった「黒部の...
コント【Auguste Comte】
[1798〜1857]フランスの哲学者・社会学者。人間の知的発展は、神学的・形而上学的・実証的の三段階をたどるものとし、社会学の体系を樹立した。のち、宗教に傾き、人類教を唱えた。著「実証哲学講義...
ささくら‐あきら【笹倉明】
[1948〜 ]小説家。兵庫の生まれ。雑誌記者の経験を生かし、実証的な法廷・裁判小説を発表。「遠い国からの殺人者」で直木賞受賞。他に「海を越えた者たち」「漂流裁判」「女たちの海峡」など。