いわ【岩/巌/磐】
1 地殻を形づくっている堅い物質。 2 石の大きなもの。岩石。いわお。「一念—をも通す」 3 (「錘」「沈子」とも書く) ㋐漁網を沈めるためにつけるおもり。 ㋑船のいかり。「—下ろすかたこそなけ...
いわ‐あな【岩穴】
岩壁にできた洞穴。岩窟(がんくつ)。
いわ‐い【岩井/石井】
岩の間からわき出る泉を井としたもの。「—汲むあたりの小笹(をざさ)玉こえてかつがつ結ぶ秋の夕露」〈新古今・夏〉
いわい【岩井】
茨城県南西部にあった市。平成17年(2005)に猿島(さしま)町と合併して坂東(ばんどう)市となった。→坂東
いわい【岩井】
姓氏の一。 [補説]「岩井」姓の人物岩井俊二(いわいしゅんじ)岩井半四郎(いわいはんしろう)
いわ【岩】
[共通する意味] ★大きな石。[英] a rock[使い方]〔岩〕▽岩の上に立つ▽一念岩をも徹(とお)す〔岩石〕▽岩石がごろごろしている山[使い分け]【1】「岩」は、石の大きいものをいうが、「石...
いわやま【岩山】
[共通する意味] ★主な組成物から見た山の種類。[使い分け]【1】「岩山」は、岩石がむき出しになった山。[英]a rocky mountain【2】「石山」は、岩石の多い山。また、石材を切り出す...
がんしょう【岩礁】
[共通する意味] ★海面下に隠れて見えない岩。[英] a sunken rock[使い方]〔暗礁〕▽船が暗礁に乗り上げる▽暗礁が多く危険な水域〔岩礁〕▽岩礁の付近は魚の絶好のすみかだ[使い分け]...
がんしょう【岩漿】
[共通する意味] ★地下で高温のため溶けた状態になっている岩石。[使い方]〔マグマ〕▽火山活動でマグマが噴出する〔岩漿〕▽どろどろの岩漿が噴き出す[使い分け] 「マグマ」の方が、一般に用いる。
がんせき【岩石】
[共通する意味] ★大きな石。[英] a rock[使い方]〔岩〕▽岩の上に立つ▽一念岩をも徹(とお)す〔岩石〕▽岩石がごろごろしている山[使い分け]【1】「岩」は、石の大きいものをいうが、「石...
いわい‐しゅんじ【岩井俊二】
[1963〜 ]映画監督・映像作家。宮城の生まれ。プロモーションビデオの制作、テレビドラマの監督・脚本を経て映画監督となる。初の長編映画「Love Letter」は各種の映画賞を受賞、中国や韓国...
いわい‐はんしろう【岩井半四郎】
歌舞伎俳優。屋号、大和屋。 (初世)[1652〜1699]大坂の人。通称、長四郎。座元と立役を兼ねた。 (4世)[1747〜1800]江戸の人。俳名、杜若(とじゃく)。通称、お多福半四郎。岩...
いわくら‐ともみ【岩倉具視】
[1825〜1883]公卿・政治家。京都の生まれ。幕末に公武合体を説き、のち、王政復古の実現に参画。明治維新後、右大臣。特命全権大使として欧米の文化・制度を視察。帰国後は内治策に努めた。明治憲法...
いわさ‐またべえ【岩佐又兵衛】
[1578〜1650]江戸初期の画家。戦国の武将荒木村重の末子。字(あざな)は勝以(かつもち)。又兵衛は通称。初め福井に住み、晩年を江戸で過ごした。土佐派・雲谷(うんこく)派など和漢の画法を学び...
いわした‐そういち【岩下壮一】
[1889〜1940]神学者・哲学者。東京の生まれ。日本におけるカトリック神学研究の先駆者。静岡県神山復生病院長となり、ハンセン病患者の救済事業に尽力。著「信仰の遺産」「中世哲学思想史研究」「カ...