いっ‐てつ【一徹】
[名・形動]思いこんだことはひと筋に押し通すこと。かたくななこと。また、そのさま。「老いの—」「—な性格」 [派生]いってつさ[名]
おい‐の‐いってつ【老いの一徹】
老人が、自分の決めたことをどこまでも押し通して、他人の意見を聞こうとしないこと。「—に手を焼く」
かん‐てつ【完徹】
《「完全な徹夜」の略》「徹夜」を強めた言い方。
かん‐てつ【貫徹】
[名](スル)意志・方針・考え方などを貫き通すこと。最後までくじけずに続けること。「要求を—する」「初志—」
がんこ‐いってつ【頑固一徹】
[名・形動]自分の考えや態度を絶対に変えようとしないで最後まで押し通すこと。また、そのさま。「—な生き方」
しょうてつ【正徹】
[1381〜1459]室町前期の歌人・禅僧。備中の人。字(あざな)は清巌(せいがん)。号、松月・招月。東福寺の書記を務めたことから徹書記ともいう。歌を冷泉為尹(れいぜいためただ)・今川了俊に学び...
たけみつ‐とおる【武満徹】
[1930〜1996]作曲家。東京の生まれ。ほぼ独学で作曲を学び、独創的な音響世界を創りあげた。勅使河原宏監督の「砂の女」、小林正樹監督の「怪談」、黒沢明監督の「乱」などの映画音楽でも知られる。...
はしもと‐とおる【橋下徹】
[1969〜 ]政治家。東京の生まれ。早稲田大学卒業後、弁護士となる。その後、タレントとしてテレビ・ラジオなどに多く出演した。平成20年(2008)、大阪府と大阪市の二重行政を批判して府知事選に...
ふなむら‐とおる【船村徹】
[1932〜2017]作曲家。栃木の生まれ。本名、福田博郎(ひろお)。昭和30年(1955)発表の「別れの一本杉」以後、演歌の作曲を数多く手がける。平成28年(2016)文化勲章受章。代表作「王...
みよし‐とおる【三好徹】
[1931〜2021]小説家。東京の生まれ。本名、河上雄三。新聞記者を経て、社会派の推理小説やスパイ小説、時代小説などを精力的に執筆。「聖少女」で直木賞受賞。他に「風塵地帯」「チェ・ゲバラ伝」「...