あい‐び【合(い)火】
喪など忌み事のある家の火を用いること。一般には「合い火を食う」といってきらった。→別火(べっか)
あおずり‐の‐きぬ【青摺りの衣】
1 物忌みのしるしとして、白地に山藍(やまあい)の葉などで模様を青く型摺りにした衣。 2 祭礼などに東(あずま)遊びの舞を奉仕する舞人の着用する装束。
あ・く【明く/開く/空く】
[動カ五(四)] 1 (開く) ㋐隔て・仕切り・覆いなどが、動かされて除かれる。閉じていたものがひらく。「窓が—・く」「鍵(かぎ)が—・かない」⇔閉まる。 ㋑営業が始まる。営業が行われる。「店...
あたり‐ぎ【当(た)り木】
「擂(す)り粉木(こぎ)」の忌み詞。「すり」を嫌っていう。
あたり‐ばこ【当(た)り箱】
「硯箱(すずりばこ)」の忌み詞。「すずり」の「すり」を嫌っていう。
忌み
1〔喪中〕明日で忌みが明けますTomorrow the mourning period will end.2〔飲み食いや行いを慎むこと〕物忌み〔一定の期間〕a period of abstent...
忌み嫌う
detest彼女はその男を蛇蝎だかつのごとく忌み嫌ったShe abhorred [detested/loathed] the man as if he were a viper.
忌み名
1〔贈り名〕 ((give)) a posthumous name ((to a person))この天皇は忌み名を孝明天皇と申し上げるThis Emperor was posthumously...
忌む
1⇒いみきらう(忌み嫌う)忌むべきdetestable/abominable2〔不吉として避ける〕avoid;〔禁ずる〕taboo当時いとこ同士の結婚を忌む傾向があったIn those days...
物忌み
1週間の物忌みをしたHe purified himself by abstaining from certain foods [activities] for a week.
いみことば【忌み言葉】
[共通する意味] ★ある集団、ある人物に対して言ってはならない言葉、また、その内容。[英] a taboo word[使い方]〔禁句〕▽彼女の前で子供の話は禁句だ〔タブー〕▽友人の間で成績の話は...
きんく【禁句】
[共通する意味] ★ある集団、ある人物に対して言ってはならない言葉、また、その内容。[英] a taboo word[使い方]〔禁句〕▽彼女の前で子供の話は禁句だ〔タブー〕▽友人の間で成績の話は...
タブー
[共通する意味] ★ある集団、ある人物に対して言ってはならない言葉、また、その内容。[英] a taboo word[使い方]〔禁句〕▽彼女の前で子供の話は禁句だ〔タブー〕▽友人の間で成績の話は...
ふくも【服喪】
[共通する意味] ★人が死んだあと周囲の人がしばらく祝い事や交際などを慎み避けること。[英] mourning[使い方]〔忌服〕スル〔服喪〕スル[使い分け]【1】「忌み」は、主に信仰上のことをき...
も【喪】
[共通する意味] ★人が死んだあと周囲の人がしばらく祝い事や交際などを慎み避けること。[英] mourning[使い方]〔忌服〕スル〔服喪〕スル[使い分け]【1】「忌み」は、主に信仰上のことをき...
さいかいもくよく【斎戒沐浴】
神仏に祈ったり神聖な仕事に従事したりする前に、飲食や行動を慎み、水を浴びて心身を清めること。▽「斎戒」は物忌みをすること。神をまつるときなどに、心身を清め汚れを去ること。「沐浴」は髪やからだを洗い清めること。「沐浴斎戒もくよくさいかい」ともいう。
しちりけっかい【七里結界】
人や物事を忌み嫌って、遠ざけたり、寄せ付けないようにすること。密教などで、悪魔が入ってきて修行を邪魔しないように、四方に境界を設けること。
しょうじんけっさい【精進潔斎】
酒や肉食をせず、ひたすら修行に専念すること。飲食を慎んで、不浄や汚れを寄せ付けずに、心身を清らかにすること。「物忌み」をすること。