さいかい-もくよく【斎戒沐浴】
神仏に祈ったり神聖な仕事に従事したりする前に、飲食や行動を慎み、水を浴びて心身を清めること。▽「斎戒」は物忌みをすること。神をまつるときなどに、心身を清め汚れを去ること。「沐浴」は髪やからだを洗い清めること。「沐浴斎戒もくよくさいかい」ともいう。
- 出典
- 『孟子もうし』離婁りろう下
- 句例
- 斎戒沐浴して神仏に祈る
- 用例
- そしてとりあえず清右衛門と二人、斎戒沐浴して神牌しんぱいを社殿におさめ、浄誉とつれだって江戸へもどった。<杉本苑子・玉川兄弟>
- 類語
- 精進潔斎しょうじんけっさい
- 活用形
- 〈―スル〉