頭(あたま)を悩(なや)ま・す
あれこれ考えて苦しむ。思い悩む。「人間関係に—・す」
いい‐なや・む【言(い)悩む】
[動マ五(四)] 1 言うべきかどうかと悩む。「さんざん—・んだすえ秘密を打ち明ける」 2 思うとおりのことが言えないで表現に苦労する。「どうあいさつしたものか—・む」 3 言葉に出して心配する...
うまれいずるなやみ【生れ出づる悩み】
有島武郎の短編小説。大正7年(1918)発表。北海道出身の漁夫画家、木田金次郎をモデルとした作品。
おう‐のう【懊悩】
[名](スル)なやみもだえること。煩悶(はんもん)。「行き詰まって—する日々」 [ト・タル][文][形動タリ]悩みもだえるさま。「腕を拱(く)み顋(あご)を襟に埋めて—たる物思いに沈んだ」〈...
おもい‐なや・む【思い悩む】
[動マ五(四)]あれこれ考えて苦しむ。思い煩う。「将来について—・む」
なやむ【悩む】
[共通する意味] ★精神的に苦しむ。[英] to be distressed (with)[使い方]〔悩む〕(マ五)▽売り上げの減少で赤字に悩む▽家庭不和に悩む〔煩う〕(ワ五)▽進路のことで悩み...
くのう【苦悩】
[共通する意味] ★物事がうまくいかず、どうしてよいか迷い、あれこれ苦しむこと。[英] worry[使い方]〔悩み〕▽思春期は悩みの多い年ごろだ▽悩みの種〔苦悩〕スル▽人生の苦悩を味わう▽苦悩の...
なやみ【悩み】
[共通する意味] ★物事がうまくいかず、どうしてよいか迷い、あれこれ苦しむこと。[英] worry[使い方]〔悩み〕▽思春期は悩みの多い年ごろだ▽悩みの種〔苦悩〕スル▽人生の苦悩を味わう▽苦悩の...
ひゃくはちぼんのう【百八煩悩】
人間が過去・現在・未来にわたって経験する多くの心の迷いや苦しみのこと。▽「煩悩」は仏教用語で、人間の心身をわずらわし悩ませる迷いの心の意。それが全部で百八種類あるという。
ぼんのうぼだい【煩悩菩提】
悟りの障害となる人間の迷いの煩悩も、そのまま悟りにつながるきっかけとなること。悟りも悟りの実現を妨げる煩悩も、永久不変の真如しんにょの現れであり、人間の本性であるから、本来別のものでなく、二つは一体であるということ。また、迷いがあって初めて悟りもあるという意。▽大乗仏教の言葉。「煩悩」は心身を悩ます欲情の心の働きの意。「菩提」は一切の迷いのない悟りに至る境地の意。「煩悩即そく菩提」の略。