あん‐かい【暗晦】
[名・形動]暗いこと。また、そのさま。晦暗。「時代の—な不安さ」
おおつごもり【大つごもり】
樋口一葉の小説。明治27年(1894)発表。大みそかを背景に、女中奉公をしている薄幸の娘お峰の哀感を描く。
おお‐つごもり【大晦/大晦日】
おおみそか。《季 冬》→晦(つごもり) [補説]書名別項。→大つごもり
かい【晦】
[人名用漢字] [音]カイ(クヮイ)(漢) [訓]つごもり くらい くらます 1 月の末日。「晦朔(かいさく)」 2 月が出ず、暗い。「晦冥」 3 よくわからない。「晦渋」 4 人に知られない。...
けん‐かい【顕晦】
[名](スル)現れることと隠れること。世に出ることと世を逃れること。「玉石—し、草木栄枯して以(もっ)て景を成す」〈吉岡徳明・開化本論〉