あま‐ぐり【甘栗】
1 栗の実を熱した小石の中に入れ、糖液を加えて蒸し焼きにしたもの。中国産の小粒の栗を用いる。 2 平安時代、新任の大臣の大饗(たいきょう)のとき、天皇から賜る搗(か)ち栗。
いが‐ぐり【毬栗】
1 いがに包まれているままの栗。《季 秋》「—の蓑(みの)にとどまる嵐かな/白雄」 2 「毬栗頭(いがぐりあたま)」の略。
うち‐ぐり【打ち栗】
かち栗を蒸し、砂糖を加え、つぶして平たくした菓子。近世、甲斐の名産。
うに【海胆/海栗】
1 ウニ綱の棘皮(きょくひ)動物の総称。殻は半球形・円錐形・円盤形などで、表面は栗のいが状のとげに覆われ、とげの間から細い糸状の管足を出して運動する。口器は下面中央にあり、「アリストテレスの提灯...
えだ‐ぐり【枝栗】
枝つきの栗の実。