うち‐ざた【内沙汰】
事を内々で処理すること。正式の訴訟を起こさずに、内輪で取りはからうこと。⇔表沙汰。「まず—にしてみさっしゃれい」〈狂言記・内沙汰〉 [補説]狂言の曲名別項。→内沙汰
うちざた【内沙汰】
狂言。和泉(いずみ)流。大蔵流では「右近左近(おこさこ)」。左近の牛に稲を食われた臆病者の右近は、訴訟しようと女房を地頭に見立ててけいこをするが、それでもおどおどするので女房にどなられ、結局は夫...
おおやけ‐ざた【公沙汰】
1 争いごとの解決を裁判所などの公的機関に任せること。裁判沙汰。 2 隠しておきたいことが世間に知れ渡ること。表沙汰(おもてざた)。
おと‐さた【音沙汰】
(多く下に打消しの語を伴う)便り。連絡。また、訪れ。「別れて以来何の—もない」
おもて‐ざた【表沙汰】
1 内密にしたいことが世間に知れ渡ること。表立つこと。「事件が—になる」 2 公の機関によって取り扱われること。裁判ざた。おおやけざた。「—にして決着をつける」⇔内沙汰(うちざた)。
いろこいざた【色恋沙汰】
a love affair
おとさた【音沙汰】
彼から音さたがないI 「have heard nothing [have had no news/haven't heard] from him.
おもてざた【表沙汰】
1〔公然と知れること〕大臣の収賄の事実が表ざたになったThe Minister's acceptance of the bribe has become public knowledge.2〔訴...
ごさた【御沙汰】
Imperial wordsご沙汰があるまで待てAwait instructions from the Emperor.
ごぶさた【御無沙汰】
長らくごぶさたしております〔音信〕I haven't written to you for a long time./〔訪問〕I haven't been to see you for a lo...
おとさた【音沙汰】
[共通する意味] ★手紙など消息を知らせるもの。[英] news; tidings[使い方]〔便り〕▽便りを受け取る▽お便りありがとう▽便りのないのはよい便り〔音信〕▽音信不通▽音信がぱったりと...
おもてざた【表沙汰】
[共通する意味] ★隠されていた物事が表面に現れること。[英] to come to front[使い方]〔表沙汰〕▽この不祥事は表沙汰にしたくない▽不始末が表沙汰になる〔表面化〕スル▽学内抗争...
さた【沙汰】
[共通する意味] ★手紙など消息を知らせるもの。[英] news; tidings[使い方]〔便り〕▽便りを受け取る▽お便りありがとう▽便りのないのはよい便り〔音信〕▽音信不通▽音信がぱったりと...
てもちぶさた【手持ち無沙汰】
[共通する意味] ★何もすることがなくて暇なこと。[英] tediousness; boredom[使い方]〔退屈〕(名・形動)スル▽退屈な日々を送る▽彼は話がうまくて人を退屈させない〔所在ない...
とうた【淘汰】
[共通する意味] ★悪いものを除き、良いものを選び残すこと。特に、生物集団で、適者が生き残り、不適者は死滅する現象。[英] selection[使い方]〔淘汰〕スル▽淘汰されて残る▽自然淘汰