あえ‐の‐こと【饗の事】
石川県の奥能登地方で行われる行事。家々で田の神を迎え、食事や風呂などをすすめ、一年の収穫に感謝するもの。12月5日に迎え入れ、翌年2月9日に送り出す。国の重要無形民俗文化財、またユネスコの無形文...
あま‐はげ【あま剝げ】
火斑剝ぎ(あまみはぎ)の山形県遊佐(ゆざ)町での称。ケンダンとよばれる蓑(みの)装束を身につけた来訪神が、各戸をまわる。 [補説]国指定の重要無形民俗文化財。また、平成30年(2018)「来訪神...
あまみ‐はぎ【火斑剝ぎ】
《「あまみ」はたき火にあたって足にできる斑点のこと》東北・北陸地方の正月行事。小正月に、鬼などの姿をした若者が各戸を回り、火にあたってばかりいる怠け者をいさめたり、子供をおどしたりするもの。秋田...
あや‐こまい【綾子舞】
新潟県柏崎市女谷(おなだに)の下野・高原田両地区に伝わる民俗芸能。踊り・囃子(はやし)舞・狂言からなり、初期歌舞伎踊りの姿を今日に残すものとして貴重。重要無形民俗文化財。
アンブシチャ【Ambositra】
マダガスカル中央部の都市。標高約1300メートルの高原に位置する。ザフィマニリ族が多く居住。2003年に彼らの木彫技術が、ユネスコの無形文化遺産に登録された。
重要
〔重要性〕importance重要な important, of importance;〔不可欠な〕essential重要でない問題[事柄]questions [matters] of litt...
無形
無形の 〔形のない〕formless, shapeless;〔非物質的の〕immaterial;〔手に触れない〕intangible;〔精神的な〕spiritual, moral無形の財産imm...
むけいの【無形の】
〔形のない〕formless, shapeless;〔非物質的の〕immaterial;〔手に触れない〕intangible;〔精神的な〕spiritual, moral無形の財産immate...
有形
有形の material; tangible有形財産tangible [corporeal] property有形資産tangible assets有形物a concrete object有形文...
ゆうけいむけい【有形無形】
彼は芸術家たちに有形無形の援助を与えたHe gave both moral and material support to the artists.
せしゅう【世襲】
[共通する意味] ★親から財産や名跡、性質などを受け継ぐこと。[英] heredity[使い方]〔世襲〕スル▽社長のポストは世襲になっている〔親譲り〕▽手先が器用なのは親譲りだ▽事業に失敗し、親...
しはらう【支払う】
[共通する意味] ★何かの代償、代価として、金銭などを渡す。[英] to pay[使い方]〔払う〕(ワ五)〔支払う〕(ワ五)[使い分け]【1】「払う」は、広く「尊敬を払う」「注意を払う」「愛のた...
そうぞく【相続】
[共通する意味] ★先代、先任者などから受け継ぐこと。[英] inheritance[使い方]〔相続〕スル▽莫大(ばくだい)な遺産を相続する▽跡目の相続をめぐって争う▽相続権▽相続問題〔継承〕ス...
けいしょう【継承】
[共通する意味] ★先代、先任者などから受け継ぐこと。[英] inheritance[使い方]〔相続〕スル▽莫大(ばくだい)な遺産を相続する▽跡目の相続をめぐって争う▽相続権▽相続問題〔継承〕ス...
はらう【払う】
[共通する意味] ★何かの代償、代価として、金銭などを渡す。[英] to pay[使い方]〔払う〕(ワ五)〔支払う〕(ワ五)[使い分け]【1】「払う」は、広く「尊敬を払う」「注意を払う」「愛のた...
うぞうむぞう【有象無象】
数は多いが、種々雑多なくだらない人や物。ろくでもない連中のこと。多くの人々を卑しめていう。また、形があるものも、ないものもすべて。有形無形のすべて。▽もと仏教語。「象」はかたちの意。
きょおうじっき【虚往実帰】
師などから無形の感化や徳化を受けるたとえ。行くときは何も分からずに空っぽの心で行って、帰るときには充実して、十分に満足している意から。▽出典では、王駘おうたいという人物が教え諭すわけでも道理を論ずるわけでもないのに、教えを請う者は空っぽの心でそこに行き、帰りには得るところがあって十分満足しているといい、王駘は言葉には出さないが、自然に相手を感化する教えを心得た人物として描かれている。「虚往」は空っぽの頭で行くこと。「実帰」は充実して帰る、また、十分に満足して帰る意。「虚きょにして往ゆき実じつにして(実みちて)帰かえる」と訓読する。
くうくうじゃくじゃく【空空寂寂】
空虚で静寂なさま。執着や煩悩ぼんのうを除いた静かな心の境地。無心。転じて、何もなく静かなさま。また、思慮や分別のないさま。▽仏教語。「空」はこの世の有形・無形の一切のものは、固定した実体がないこと。「寂」はひっそりと静かな意。煩悩や執着のない静寂なあり方が本性であること。