あおめ‐えそ【青眼狗母魚】
アオメエソ科に属する海水魚。胴体は円筒形で細長い。体長は10〜15センチ。本州中部以南の水深100〜300メートルで漁獲される。目が大きく、反射光で黄緑色に光って見えるため「メヒカリ」の別名があ...
あか‐えそ【赤狗母魚】
エソ科の海水魚。全長約25センチ。背から体側に赤色の横線がある。南日本に多い。かまぼこなどの原料。
いぬ【犬/狗】
[名] 1 食肉目イヌ科の哺乳類。嗅覚・聴覚が鋭く、古くから猟犬・番犬・牧畜犬などとして家畜化。多くの品種がつくられ、大きさや体形、毛色などはさまざま。警察犬・軍用犬・盲導犬・競走犬・愛玩犬な...
いぬ‐ころ【犬児/狗子】
犬の子。子犬。いぬっころ。
いぬはりこ【狗張子】
仮名草子。7巻。浅井了意著。元禄5年(1692)刊。中国の小説「続玄怪録」「博異志」などを題材にした怪奇説話など45編を収録。「御伽婢子(おとぎぼうこ)」の続編。
偽りの広告[羊頭狗肉]
false advertising
狗肉
羊頭をかかげて狗肉を売るuse a better name to sell inferior goods/((諺)) Cry wine and sell vinegar.
走狗
I〔猟犬〕a houndII〔他人の手先〕a cat's-paw; a tool ⇒てさき(手先)
釣り天狗
a man who 「prides himself on [is proud of] his fishing skill
天狗
I〔怪物〕a long-nosed goblinII〔自慢家〕a boasterつまらない賞を取ったぐらいで天狗になっては駄目だDon't get conceited [《口》 all puff...
くはいしい【狗吠緇衣】
いつも着ている服装を変えると怪しまれてしまうこと。
くびぞくちょう【狗尾続貂】
劣った者がすぐれた者のあとを続けるたとえ。すぐれた者に粗悪な者が続くたとえ。もと官爵をみだりに出すのをののしる語。犬のしっぽをてんの代わりにして続ける意から。▽「狗」は犬。「貂」はてん。イタチ科の獣。毛皮が珍重され、高官はてんの尾で飾った冠をつけた。「狗」は「こう」とも読む。
こうとりょうく【狡兎良狗】
戦ってきた敵国が滅びると、戦闘に功績のあった家臣が有害無用として殺されることのたとえ。転じて、役に立つときはさんざん利用され、不要になると見捨てられることのたとえ。
せきくはいぎょう【跖狗吠尭】
人は是非善悪を問わず、仕えている主人に忠義を尽くすものだということ。
そうかのいぬ【喪家之狗】
やつれてしまって元気のない人、落胆して志を得ない人のたとえ。また、身を落ち着かせるところがなく放浪している者のたとえ。▽「喪家」は葬式を出して喪に服している家のこと。「狗」は犬。喪中の家では悲しみのあまり犬に餌えさをやることも忘れてしまい、犬がやせ衰えてしまうという意。また、「喪」を失うという意味にとって、宿なしの犬と解釈する説もある。「狗」は「く」とも読み、また、「犬」とも書く。