かん【観】
1 外から見たようすや感じ。外見。「別人の—がある」 2 仏語。真理を観じること。物事を細心に分別して観察し、道理を悟ること。
かん【観〔觀〕】
[音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]みる みせる [学習漢字]4年 1 対象を眺めて見る。見渡す。見物する。「観客・観劇・観光・観梅・観覧/参観・拝観・傍観」 2 物事を念入りに見る。「観察...
かん‐えつ【観閲】
[名](スル)調べ見ること。特に、軍隊などの状況を高官が査閲すること。「—式」
かんえつ‐しき【観閲式】
自衛隊で行われる儀式の一つ。旧陸軍や諸外国の観兵式に相当するもので、栄誉礼、巡閲、部隊による行進などが行われる。 [補説]内閣総理大臣・防衛大臣・防衛副大臣・統合幕僚長・幕僚長が就任後初めて部隊...
かん‐おう【観桜】
桜の花を観賞すること。花見。《季 春》
かん【観】
1〔有り様〕彼は以前とは別人の観があるHe looks quite different from before.いよいよ大詰めが迫ったという観があるIt seems to me we are a...
かんえつ【観閲】
「an inspection [a review] of troops観閲する inspect [review] ((troops))観閲式a review; an inspection parade
かんおう【観桜】
cherry blossom viewing ⇒はなみ(花見)観桜会a cherry blossom viewing party
かんかんしき【観艦式】
a naval review
かんきゃく【観客】
〔コンサート,劇などの〕an audience(▼集合名詞),(a member of) the audience;〔スポーツ,競技などの〕a spectator(▼観ることに重点がある) ⇒か...
かんおう【観桜】
[共通する意味] ★花を見て楽しむこと。[使い方]〔花見〕▽花見を催す▽花見に出かける〔観桜〕▽観桜会〔観梅〕▽観梅を楽しむ〔観菊〕▽観菊の宴[使い分け]【1】「花見」は、ふつう、桜の花を見なが...
かんきゃく【観客】
[共通する意味] ★劇やスポーツなどを見る人々。[英] a spectator; a fan[使い分け] 「観客」は、代金を払って見に来ている客をいうが、「観衆」は、無料の場合にもいう。また、「...
かんぎく【観菊】
[共通する意味] ★花を見て楽しむこと。[使い方]〔花見〕▽花見を催す▽花見に出かける〔観桜〕▽観桜会〔観梅〕▽観梅を楽しむ〔観菊〕▽観菊の宴[使い分け]【1】「花見」は、ふつう、桜の花を見なが...
かんげき【観劇】
[共通する意味] ★観客として、特定のものを見ること。[英] to watch[使い方]〔観劇〕スル▽趣味は観劇です▽着物で歌舞伎(かぶき)を観劇する〔観戦〕スル▽試合をテレビで観戦する▽観戦記...
かんげつ【観月】
[共通する意味] ★月の美しさを眺めて楽しむこと。特に、陰暦八月一五日と九月一三日の夜、月を見ることをいう。[英] enjoying the moon[使い方]〔月見〕▽お月見をする▽月見だんご...
かんぜ‐のぶみつ【観世信光】
[1435〜1516]室町中期の能役者・能作者。通称、小次郎。音阿弥の子。幼い大夫の後見役として若手を育成、自らワキ役となり、ワキ師の祖といわれる。また、大鼓(おおつづみ)の名手。作「安宅(あた...
かんぜ‐もとあきら【観世元章】
[1722〜1774]江戸中期の能役者。シテ方観世流15世宗家。左近と称す。田安宗武・賀茂真淵らの協力を得て、謡曲の詞章を大改訂した「明和改正謡本」を刊行。
かんぜ‐もときよ【観世元清】
⇒世阿弥(ぜあみ)
かんぜ‐もとしげ【観世元重】
[1398〜1467]室町前期の能役者。観世流3世(実は4世)。世阿弥の弟の子。法名、音阿弥(おんあみ)。足利義教・義政の保護をうけ、観世宗家として名声を得た。
かんぜ‐もとまさ【観世元雅】
[1395?〜1432]室町前期の能役者・能作者。通称、十郎。世阿弥の長男。観世大夫3世だが、現系図では数えない。若手ながら名手といわれたが、音阿弥を愛した足利義教の圧迫で、不遇の中に死んだ。作...