うこう【禹貢】
古代中国の政治・地理書。書経の中の一編。著者・成立年代未詳。伝説上の聖王禹が、全国を九つの州に分け、各地の山脈・水系・地理・物産を調査し、貢賦(こうふ)の制度を定めた事跡を記したもの。
うるし‐ねんぐ【漆年貢】
江戸時代の雑税の一。ウルシの木に対して課されたもので、はじめは現物納、のち金代納となった。漆役。
きょう‐こう【郷貢】
中国で、唐代、士を採用するのに学校によらず、州県の長官の選抜によった者。
く【口/工/公/孔/功/垢/紅/貢】
〈口〉⇒こう 〈工〉⇒こう 〈公〉⇒こう 〈孔〉⇒こう 〈功〉⇒こう 〈垢〉⇒こう 〈紅〉⇒こう 〈貢〉⇒こう
くさ‐ねんぐ【草年貢】
江戸時代の小物成(こものなり)の一。採草する原野の面積に応じて、米または金銭を納めさせた。野年貢。