おき【起き】
起きること。「けさの—にぞ袖ぬらしつる」〈千五百番歌合・一七〉 [補説]現代では通例、複合語の要素として用いられる。「朝起き」「寝起き」「起き伏し」「四時起き」
おきあがり‐こぼし【起(き)上(が)り小法師】
達磨(だるま)の形などに作った人形の底におもりをつけ、倒れてもすぐに起き上がるようにしたおもちゃ。不倒翁(ふとうおう)。おきゃがりこぼし。
おき‐あが・る【起(き)上(が)る】
[動ラ五(四)]横になっていたものがからだを起こす。また、立ち上がる。「寝床から—・る」「—・って伸びをする」
おき‐がけ【起(き)掛け】
起きだしたばかりのこと。起きぬけ。
おき‐しな【起きしな】
《「しな」は、…するときの意の接尾語》起きようとするとき。また、起きたばかりのとき。起きがけ。起きぬけ。「—は機嫌が悪い」
おきあがりこぼし【起き上がり小▲法師】
a self-righting dharma doll
おきあがる【起き上がる】
〔立ち上がる〕get up, stand up,《文》 rise;〔上半身を起こす〕sit upむっくり起き上がるstand [sit] up abruptly赤ん坊がひとりで起き上がったThe...
おきがけ【起き掛け】
⇒おきぬけ(起き抜け)
おきぬけ【起き抜け】
毎朝起き抜けの体操を欠かさないEvery morning I do exercises as soon as I get up.起き抜けには水を1杯飲むI have a glass of wat...
おきふし【起き伏し】
起き伏しする 〔毎日の生活〕go through one's daily routine起き伏しもままならぬ毎日だI am not well enough to manage my own da...
おきる【起きる】
[共通する意味] ★新しくある物事や状態ができ上がる。[英] to occur[使い方]〔生まれる〕(ラ下一)▽希望が生まれる▽新たな疑惑が生まれる〔起きる〕(カ上一)▽頭痛が起きて苦しむ▽災害...
おきる【起きる】
[共通する意味] ★眠りや夢などのぼんやりしている状態から意識のある状態に返る。[使い方]〔目覚める〕(マ下一)▽真夜中にふと目覚めた〔覚める〕(マ下一)▽物音で目が覚めた▽目の覚めるような色彩...
おこす【起こす】
[共通する意味] ★ある物事や状態を生じさせる。[英] to cause[使い方]〔起こす〕(サ五)▽企業が公害を起こす▽やる気を起こす〔引き起こす〕(サ五)▽やっかいな問題を引き起こす▽騒動を...
おこり【起こり】
[共通する意味] ★すでに起こった物事の始まり。いとぐち。[英] the origin[使い方]〔起こり〕▽事の起こりはちょっとした口論だった▽国の起こり▽町名の起こり〔発端〕▽事件の発端は今か...
おこる【起こる】
[共通する意味] ★新しくある物事や状態ができ上がる。[英] to occur[使い方]〔生まれる〕(ラ下一)▽希望が生まれる▽新たな疑惑が生まれる〔起きる〕(カ上一)▽頭痛が起きて苦しむ▽災害...
きしかいせい【起死回生】
死にかかった人を生き返らす意。医術のすぐれて高いことの形容。転じて、崩壊や敗北などの危機に直面した状態を、一気によい方向に立て直すこと。絶望的な状況を立て直し、一挙に勢いを盛り返すこと。▽「起死」「回生」はともに、死にかかった人を生き返らせること。「回生起死かいせいきし」ともいう。
きしょうてんけつ【起承転結】
漢詩の四句からなる絶句における構成法の一つ。八句からなる律詩においても二句ずつまとめて絶句に準じる。第一句(起句)でうたい起こし、第二句(承句)でこれを受けて発展させ、第三句(転句)で場面や視点を転じ、第四句(結句)でこれらを受けつつ全体をしめくくる。また、文章や話などで全体を秩序正しくまとめる構成の意として用いられる。さらに広く物事の順序、展開のしかた、構想にも用いられる。