アキレス‐けん【アキレス腱】
1 ふくらはぎにある腓腹(ひふく)筋・平目(ひらめ)筋を、かかとの骨に付着させる、人体中最大の腱。踵骨腱(しょうこつけん)。 2 《神話アキレウスの故事から》いちばんの弱点。「相手の—をつく」
あんだ‐べんけい【あんだ弁慶】
《「なみだ弁慶」の音変化とも「弁慶が何だ」の意ともいう》 1 強がり。負けず嫌い。「日本の—、すっすっすと小頭(こつぶり)振って勇みける」〈浄・国性爺後日〉 2 (感動詞的に用いて)なにくそ。負...
きょ‐こつ【距骨】
足根骨(そっこんこつ)の一。かかとの上方にある短い骨。下方は踵骨(しょうこつ)につながり、上は下肢骨と関節をつくる。
踵(くびす)を接(つ)・ぐ
「踵(くびす)を接する」に同じ。「見物の貴賤千里の浜まで—・ぎ」〈保元・上〉
けい‐かい【計会】
1 考えあわせること。とりはからうこと。「内臣となって内外を—し」〈続紀・元正〉 2 物事が重なり合うこと。「物色と人情と—すること疎(おろそ)かなり」〈菅家文草・一〉 3 さしつかえること。取...
打ち合わせる
1〔ぶつけ合う〕knock ((things)) together踵かかとを打ち合わせるclick one's heels2〔相談する〕arrange [discuss] beforehand試...
降りる
I〔乗物から〕get [step] off列車から降りるget off a train次[京都]で降りますI'm going to get off 「at the next stop [at K...
接する
I1〔隣り合う〕be close ((to))国境に接する地帯the area close to the border道路に接する地所a lot fronting on a road倉庫が軒を接...
calcaneus
[名](複-ne・i /-niài/)《解剖》踵骨しょうこつ(◇かかとの骨)
かかと【踵】
[共通する意味] ★足の裏の後部で、地に付く部分。[英] the heel[使い方]〔踵〕▽かかとが痛い▽かかとを上げる〔くびす〕▽くびすを返す(=もと来た方へ戻る)▽くびすを接す(=前後の人と...
きびす
[共通する意味] ★足の裏の後部で、地に付く部分。[英] the heel[使い方]〔踵〕▽かかとが痛い▽かかとを上げる〔くびす〕▽くびすを返す(=もと来た方へ戻る)▽くびすを接す(=前後の人と...
くびす
[共通する意味] ★足の裏の後部で、地に付く部分。[英] the heel[使い方]〔踵〕▽かかとが痛い▽かかとを上げる〔くびす〕▽くびすを返す(=もと来た方へ戻る)▽くびすを接す(=前後の人と...
えんけいきょしょう【延頸挙踵】
人や事の到来を待ち望むこと。また、すぐれた人物の出現するのを待ち望むこと。首を長く伸ばし、つま先立って待ちわびる意から。▽「頸」は首。「踵」はくびす・かかと。「頸くびを延のべ踵くびすを挙あぐ」と訓読する。
ひけんずいしょう【比肩随踵】
次々に続いて絶え間のないさま。多くの人があとからあとへと続くさま。▽「比肩」は肩を並べる意。「踵」はかかと。「随踵」はかかとを接して続くこと。「肩かたを比ならべ踵かかとに随したがう」と訓読する。
まちょうほうしょう【摩頂放踵】
頭の先から足のかかとまですり減らすほど、自分を顧みず、他人のために努力すること。孟子もうしが墨子ぼくしを評した語。▽「摩」はすり減らす意。「頂」は頭のこと。「放」はいたる、とどく意。「頂いただきを摩まして踵くびすに放いたる」と訓読する。