はい‐あが・る【這い上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 はって上がる。はうようにして上にあがる。「がけを—・る」 2 苦労して悪い状態を切り抜ける。ある地位に達する。「最下位から—・る」
はい‐いり【這ひ入り】
1 這って中にはいること。「ともし火の消えて、—に暗ければ」〈かげろふ・下〉 2 門の入り口。はいり口。「妹が家の—に立てる青柳に今やなくらむ鶯の声」〈後撰・春上〉
はい‐い・る【這ひ入る】
[動ラ四]這って中へはいる。「村雨のまぎれにて、え知り給はぬに、かろらかにふと—・り給ひて」〈源・賢木〉
はい‐かく・る【這ひ隠る】
[動ラ下二]這うようにしてこそこそと隠れる。ひそみ隠れる。「世離れたる海づらなどに—・れぬるをりかし」〈源・帚木〉
はい‐こ・む【這い込む】
[動マ五(四)] 1 這って中に入り込む。這い入る。「縁側へ上って座舗(ざしき)へ—・み」〈二葉亭・浮雲〉 2 夜ばいをする。「奴は下女癖があると見えて今でも下女に—・む」〈魯庵・社会百面相〉
はいあがる【×這い上がる】
I〔はって上がる〕つたが壁をはい上がったThe ivy crept up the wall.蛇が木をはい上がっていったThe snake went slithering up a tree.II...
はいずりまわる【×這いずり回る】
crawl about ((on the floor))
はいずる【×這いずる】
crawl; creep
はいだす【×這い出す】
creep out蟻ありが穴の中からはい出してきたAn ant came crawling [creeping] out of the hole.
はいつくばう【×這い×蹲う】
grovel ((in the dust))彼ははいつくばって命ごいをしたHe 「prostrated himself (on the ground) [groveled/fell flat o...