けいしき‐とうや【形式陶冶】
知識・技能を習得する能力そのものをはぐくもうとする教育。観察・注意・記憶・想像・分析などの各能力を高めることに重点を置く。→実質陶冶
ザルツマン【Christian Gotthilf Salzmann】
[1744〜1811]ドイツの教育家。1784年、シュネッペンタールに学校を創立。子供の自発性、作業、体育などを重視する全人陶冶を目ざした。著「蟹の小本」など。
じっしつ‐とうや【実質陶冶】
知識・技能などを、実際の生活や生産に即して授け、精神の実質的側面を豊かにはぐくもうとする教育。→形式陶冶
とう【陶】
[常用漢字] [音]トウ(タウ)(漢) [訓]すえ 1 焼き物。「陶器・陶工・陶土/彩陶・製陶」 2 人格を練りあげる。教え導く。「陶冶(とうや)/薫陶」 3 うちとけて楽しい。「陶酔・陶然」 ...
ふう‐きょう【風教】
1 徳をもって人々を教え導くこと。風化。「全国男子の—はいわゆる武士道をもって陶冶する事」〈藤村・夜明け前〉 2 風習。「社会の—は愈(いよいよ)封建制度に適して発達せり」〈田口・日本開化小史〉