ひじ【肘/肱/臂】
1 上腕と前腕とをつなぐ関節部の外側。「—で小突く」 2 肘のように折れ曲がって突き出ているもの。「椅子の—」
ひじ【泥/埿】
水たまりの土。どろ。泥土。「物語に不義なる恋をかたるも、その濁れる—を愛でてにはあらず」〈逍遥・小説神髄〉
ひじ【洲】
《「ひし」とも》海の中にできる洲(す)。「花散らふこの向(むか)つ峰(を)の乎那(をな)の峰の—に付くまで君が齢(よ)もがも」〈万・三四四八〉
ひ‐じ【非時】
仏語。 1 僧が食事をしてはならないと定められた時。正午から翌朝の日の出前までの間。僧侶は正式には1日1食で、午後の食事は禁止されていた。 2 僧の午後の食事。規定にかなう正午以前にとる食事の斎...
ひ‐じ【秘事】
1 秘密にしている事柄。 2 人に容易には教えない学問・芸事などの奥義。
ひじ【肘】
[共通する意味] ★腕の特定の部分の名称。[使い方]〔手首〕▽手首をつかんでひっぱる▽手首を骨折する〔肘〕▽食卓にひじをついてはいけない▽ひじを張る[使い分け]【1】「手首」は、腕と手の平とがつ...
ひじまくら【肘枕】
[共通する意味] ★自分の手、肘、腕を曲げて枕とすること。[英] to make a pillow of one's arm【手枕】[使い方]〔手枕〕▽手枕でうたた寝をする〔肘枕〕▽肘枕の姿勢で...
ひじょう【非情】
[共通する意味] ★思いやりの気持ちが全くないさま。[英] cruelty; cold-heartedness[使い方]〔冷酷〕(名・形動)▽違反者に対する処置は冷酷を極めた▽冷酷な男▽冷酷無残...
ひじょうきん【非常勤】
[共通する意味] ★勤務の形態の種類。[使い方]〔常勤〕スル▽常勤の社員になる▽常勤する役員〔非常勤〕▽非常勤で勤める▽非常勤講師〔パートタイム〕▽パートタイムで働く▽パートタイムに出る〔内職〕...
ひじょうしき【非常識】
[共通する意味] ★人としてあるべき道からはずれていること。[使い方]〔非道〕(名・形動)▽非道な行い▽極悪非道〔無道〕(名・形動)▽無道な仕打ちに泣く▽悪逆無道〔横道〕(名・形動)▽人もなげな...
ひじかた‐たつみ【土方巽】
[1928〜1986]舞踏家。秋田の生まれ。本名、元藤九日生(もとふじくにお)。自らの舞踏を暗黒舞踏と称し、現代舞踏の新しい分野を切り開いた。作「禁色」「バラ色ダンス」など。
ひじかた‐ていいち【土方定一】
[1904〜1980]美術史家・美術評論家。岐阜の生まれ。神奈川県立近代美術館館長。ドイツ・ネーデルラント美術や、近・現代の日本美術を研究。
ひじかた‐としぞう【土方歳三】
[1835〜1869]幕末の新撰組の副長。武蔵の人。隊長近藤勇を助けて活躍。鳥羽伏見の戦いに敗れたのちも東下して官軍に抵抗し、箱館五稜郭(ごりょうかく)で戦死。
ひじかた‐ひさあきら【土方久徴】
[1870〜1942]銀行家。三重の生まれ。日本銀行から日本興業銀行へ転じて総裁を務めた後、日銀に戻り副総裁・総裁に就任。金融恐慌・世界恐慌への対策に尽力した。
ひじかた‐ひさもと【土方久元】
[1833〜1918]幕末の志士。明治の政治家。土佐の人。藩命で七卿落ちに従った。明治維新後は、農商務相・宮内相などを歴任。