えい【裔】
[音]エイ(呉)(漢) [訓]すえ 1 遠い子孫。「後裔・神裔・苗裔・末裔・余裔」 2 遠い辺境。「四裔」 [補説]原義は、着物のすそ。
えぞ‐かんれい【蝦夷管領】
鎌倉幕府の職名。奥羽や北海道の蝦夷を鎮め、辺境を防備するために津軽に置かれた。蝦夷代官。
かいげん‐の‐ち【開元の治】
中国、唐の第6代皇帝玄宗による開元年間の治世。則天武后以来の混乱を平定し、綱紀の粛正、農業振興、辺境の防備に努めた。また文化的には唐の最盛期をなした。
カチン【Cathine】
ミャンマー北部のカチン州や中国雲南省などに居住する少数民族。ジンポー(景頗)。 [補説]広義には、ミャンマー北東辺境部の山地に居住するアツィ族・マル族・ラシ族などを含む。
かみがみのむら【神々の村】
石牟礼道子による長編小説。水俣病の現実を描いた「苦海浄土」三部作の第2部にあたる。1970〜1980年代にかけて断続的に季刊誌「辺境」に連載されていたが中断。改稿を経て、石牟礼道子全集として平成...
辺境
a frontier (area); a border area; a remote region辺境の町a frontier town/a town on the frontier辺境の守りを...
back country
1 農村地帯,いなか2 ((主に豪・NZ))辺境,奥地;僻地へきち
backwoods
[名]〔the ~;単複両扱い〕1 ((主に米))未開拓の森林地帯2 奥地,辺境
boondocks
[名]〔通例the ~〕((米略式))(辺境の)荒地,密林,奥地,僻地へきち,片いなか
border
[名]C1 (一地方・国・州などの)境界,国境;国境地帯(◆線ではなく一定の幅がある);〔しばしば~s〕領土,領域a border town国境の町the border with Franceフ...
へきち【僻地】
[共通する意味] ★都会から遠く離れた不便な所。[英] a remote place[使い方]〔僻地〕▽僻地での医療に身を捧げる〔辺地〕▽辺地の村〔辺境〕▽辺境の地を訪れる〔辺鄙〕(名・形動)▽...
へんぴ【辺鄙】
[共通する意味] ★都会から遠く離れた不便な所。[英] a remote place[使い方]〔僻地〕▽僻地での医療に身を捧げる〔辺地〕▽辺地の村〔辺境〕▽辺境の地を訪れる〔辺鄙〕(名・形動)▽...
へんきょう【辺境】
[共通する意味] ★都会から遠く離れた不便な所。[英] a remote place[使い方]〔僻地〕▽僻地での医療に身を捧げる〔辺地〕▽辺地の村〔辺境〕▽辺境の地を訪れる〔辺鄙〕(名・形動)▽...
へんち【辺地】
[共通する意味] ★都会から遠く離れた不便な所。[英] a remote place[使い方]〔僻地〕▽僻地での医療に身を捧げる〔辺地〕▽辺地の村〔辺境〕▽辺境の地を訪れる〔辺鄙〕(名・形動)▽...
クーパー【James Fenimore Cooper】
[1789〜1851]米国の小説家。海洋小説と開拓時代の辺境生活を主題とした歴史的小説を書いた。作「モヒカン族の最後」「大草原」など。
こう‐せき【高適】
[702ごろ〜765]中国、盛唐の詩人。渤海(ぼっかい)(山東省)の人。字(あざな)は達夫(たっぷ)。辺境の風物を歌った詩にすぐれた作が多い。こうてき。
シェン‐ツォンウェン【沈従文】
[1902〜1988]中国の小説家。本名、沈岳煥。湖南省出身。「辺城」など西南辺境を舞台にした小説を書いた。中華人民共和国建国後に、非政治性を批判され自殺をはかる。のち、考古学の研究に転じ、大著...
しん‐しん【岑参】
[715〜770]中国、盛唐の詩人。江陵(湖北省)の人。西域の節度使の幕僚として辺境に滞在した体験から、辺境の風物を多くうたう。辺塞(へんさい)詩人として高適と並び称される。
ハドリアヌス【Publius Aelius Hadrianus】
[76〜138]ローマ皇帝。在位117〜138。五賢帝の一人。スペインの生まれ。行政改革を行って内政を整備し、また、パルティアと和し、ブリタニアに長城を築くなど辺境の防衛を強化した。