いか‐いか
[副]《「いがいが」とも》赤ん坊が泣くさま。また、その声。おぎゃあおぎゃあ。「ちごの声にて—と泣くなり」〈今昔・二七・四三〉
いか‐ぼし【厳星】
《「いがぼし」とも》兜(かぶと)の星の一。兜の鉢板をはぎ合わせるための鋲(びょう)の頭で装飾を兼ねたもののうち、特に大きくいかめしいもの。いらぼし。
いからし‐がわ【五十嵐川】
新潟県中央部を流れる川。信濃川の一支流。烏帽子(えぼし)山(標高1350メートル)に源を発する大谷川に、守門(すもん)岳(標高1537メートル)に源を発する守門川などを合わせ、三条市で信濃川に合...
いが【伊賀】
旧国名の一。現在の三重県西部にあたる。伊州。賀州。
三重県西部、上野盆地の中北部を占める市。古くから近畿と東海を結ぶ交通の要衝。平成16年(2004)11月に上野市、伊賀町、島ヶ原村、阿山(...
いが【毬/梂】
クリなどの果実を包んでいる、とげのある外皮。殻斗(かくと)の一種。
いが
[共通する意味] ★植物の表面にある堅くて鋭い突起物。[英] a thorn[使い方]〔とげ〕▽薔薇(ばら)のとげ▽柊(ひいらぎ)の葉のとげ〔いが〕▽栗(くり)のいが[使い分け]【1】「とげ」は...
いがい【意外】
[共通する意味] ★予想していたことと実際とが、食い違うさま。[英] unexpectedly[使い方]〔思いのほか〕▽沖縄は思いのほかに寒かった▽思いのほか難しい問題〔案外〕(名・形動)▽今回...
いがい【遺骸】
[共通する意味] ★人や動物の死んだ体。[英] a dead body[使い方]〔死体〕▽行方不明の男性は山中で死体となって発見された▽死体遺棄〔死骸〕▽猫の死骸▽虫の死骸〔遺体〕▽遭難者の遺体...
いがい【以外】
[共通する意味] ★程度の上下、範囲の内外。[使い方]〔以上〕▽十八歳以上しか入れない▽千円以上の品物▽これ以上待てない▽予想以上の人出〔以下〕▽五円以下は切り捨て▽中学生以下の学力の大学生▽こ...
いがく【医学】
[共通する意味] ★病気やけがを治すための学問、技術。[英] medical science[使い方]〔医学〕▽医学の進歩▽臨床医学〔医療〕▽僻地(へきち)の医療に一生をささげる▽医療費〔医術〕...
いがい‐けいしょ【猪飼敬所】
[1761〜1845]江戸後期の儒学者。京都の人。名は彦博、字(あざな)は希文。経学を主とする折衷学派に属した。著「論孟考文」「孟子考文」など。
いがらし‐しんさい【五十嵐信斎】
室町後期の蒔絵師(まきえし)。五十嵐派の祖。将軍足利義政(あしかがよしまさ)に仕え、その作品は東山御物と称される蒔絵品に多いといわれる。生没年未詳。
いがらし‐ちから【五十嵐力】
[1874〜1947]国文学者。山形の生まれ。早大教授。坪内逍遥(つぼうちしょうよう)の門下で、国文学の文芸学的研究に業績を残した。著「新国文学史」「新文章講話」など。
いがらし‐どうほ【五十嵐道甫】
[?〜1678]江戸前期の蒔絵師(まきえし)。信斎の孫。前田利常(まえだとしつね)の招きで金沢に行き、加賀蒔絵の基礎を築いた。