あんやこうろ【暗夜行路】
志賀直哉の長編小説。大正10〜昭和12年(1921〜1937)まで断続的に発表。不義の子として生まれた時任謙作(ときとうけんさく)が、結婚後、妻の過失という不幸を背負いながら、心の調和と平安を見...
いいだし‐べ【言(い)出し屁】
「いいだしっぺ」に同じ。「いや、今夜は、ぼくが—だから、ぼくが払う」〈山本有三・生きとし生けるもの〉
いだし‐あこめ【出衵】
「出衣(いだしぎぬ)1」に同じ。「直衣(なほし)の長やかにめでたき裾より、青き打ちたる—して」〈宇治拾遺・一一〉
いだし‐うちき【出袿】
「出衣(いだしぎぬ)1」に同じ。「桜の直衣(なほし)に—して」〈枕・四〉
いだし‐ぎぬ【出衣】
1 直衣(のうし)または衣冠姿で、美しく仕立てた内着の衵(あこめ)の裾先を袍(ほう)の襴(らん)の下からのぞかせること。出衵(いだしあこめ)。出袿(いだしうちき)。出褄(いだしづま)。 2 寝殿...