いそ・ぐ【急ぐ】
[動ガ五(四)] 1 早く目的を達するように行動する。早くやろうとする。「完成を—・ぐ」「解決を—・ぐ」「—・いで仕上げる」 2 早く行き着こうとする。早く進む。「帰宅を—・ぐ」 3 気持ちがせ...
アルファ‐セクレターゼ【alpha-secretase】
たんぱく質分解酵素セクレターゼの一。アミロイド前駆体蛋白質(APP)を、アルツハイマー型認知症の原因物質とされるアミロイドベータの途中で切断し、小さな断片にしてしまうため、APPにアルファセクレ...
だいさん‐セクター【第三セクター】
国や地方公共団体(第一セクター)と民間企業(第二セクター)の共同出資によって設立される事業体。地域開発など本来は国や地方公共団体が行うべき事業を、民間の資金・能力の導入によって官民共同で行おうと...
ふりょう‐セクター【不良セクター】
ハードディスクなどの記憶装置において、何らかの損傷が生じ、データの読み書きが行えなくなったセクター。バッドセクター。不良ブロック。
アミロイドぜんくたい‐たんぱくしつ【アミロイド前駆体蛋白質】
アルツハイマー型認知症の原因物質とされるアミロイドβたんぱくの前駆体として知られるたんぱく質。αセクレターゼによって切断された場合は無害だが、βおよびγセクレターゼによって切断されると、神経細胞...
齷齪
つまらないことにあくせくするworry about little thingsあくせく働くwork hard [《口》 like a dog]/toil and moil彼女は一生をあくせくと過...
気楽
1〔心配のない様子〕気楽な carefree;〔安楽な〕comfortable気楽な生活をしているHe leads a carefree [comfortable] life.仕事もなく気楽な時...
高見
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性的
1〔男女両性に関する〕sexual性的差別sexual [gender] discrimination私は性的な差別を受けたI was discriminated against because...
第三
第三の the third;〔第三次の〕tertiary第三に third(ly); in the third placeソナタ第三番the third sonata/Sonata No. 3彼...
セクシー
[共通する意味] ★異性の性欲を刺激するようなさま。[使い方]〔セクシー〕(形動)▽セクシーな声でささやく▽スポーツ選手のユニフォーム姿はセクシーだ▽セクシーポーズ〔セクシュアル〕(形動)▽セク...
セクシュアル
[共通する意味] ★異性の性欲を刺激するようなさま。[使い方]〔セクシー〕(形動)▽セクシーな声でささやく▽スポーツ選手のユニフォーム姿はセクシーだ▽セクシーポーズ〔セクシュアル〕(形動)▽セク...
あせる【焦る】
[共通する意味] ★早くしようとして落ち着かない。[英] to be impatient[使い方]〔焦る〕(ラ五)〔せく〕(カ五)[使い分け]【1】「あせる」は、「せく」とくらべて、時間に追われ...
せく
[共通する意味] ★早くしようとして落ち着かない。[英] to be impatient[使い方]〔焦る〕(ラ五)〔せく〕(カ五)[使い分け]【1】「あせる」は、「せく」とくらべて、時間に追われ...
あくせく
[共通する意味] ★休む間もなく事を行うさま。[英] (to work) hard(あくせく働く)[使い方]〔あくせく〕(副)スル〔営営〕(形動(たる・と))〔せっせと〕(副)〔こつこつ〕(副)...
セクストス‐ホ‐エンペイリコス【Sextos ho Empeirikos】
《経験家セクストス、の意》2〜3世紀のギリシャの哲学者・医者。ピュロンの流れをくみ、ギリシャ懐疑派最後の哲学者といわれる。著「ピュロン派哲学概要」など。生没年未詳。
ソテロ【Luis Sotelo】
[1574〜1624]スペインのフランシスコ会宣教師。慶長8年(1603)来日。徳川家康・伊達政宗の知遇を得て布教。遣欧使節支倉常長(はせくらつねなが)の案内役を勤め、キリシタン禁制後再度来日し...
だて‐まさむね【伊達政宗】
[1567〜1636]安土桃山時代から江戸初期にかけての武将。出羽の人。畠山・蘆名氏を倒して奥州を制覇。のち、豊臣秀吉に仕えて朝鮮に出陣。関ヶ原の戦い・大坂の陣には徳川方につき仙台藩の基礎を固め...
ベリオ【Luciano Berio】
[1925〜2003]イタリアの作曲家。電子音楽などの作品を残し、イタリアの前衛音楽界をリードした。作「セクエンツァ」シリーズ、「シンフォニア」など。
もり‐おうがい【森鴎外】
[1862〜1922]小説家・評論家・翻訳家・軍医。島根の生まれ。本名、林太郎。別号、観潮楼主人など。森茉莉の父。陸軍軍医としてドイツに留学。軍医として昇進する一方、翻訳・評論・創作・文芸誌刊...
さまざまなホルモンのはたらき
甲状腺ホルモン 全身の細胞の活性化を促進する作用があります。主なはたらきは、以下の8つです。 ①基礎代謝と熱産生を上げて体温を上昇させる。 ②心拍数を上げて血圧を上昇させる。 ③交感神経のはたらきを高め、アドレナリン分泌を増加させる。 ④精神機能を高め、興奮した状態をつくり出す。 ⑤食後血糖を上昇させる。 ⑥血液中のコレステロール濃度を下げる。 ⑦成長ホルモンの合成を高めるとともに、作用を増強する。 ⑧成長期の中枢神経細胞の分化・成熟を促すなど。 カルシトニン 血液中のカルシウム濃度が増加することで分泌が促されます。血液中のカルシウムを骨に移動させて、骨の形成を促進します。 副甲状腺ホルモンは、骨のカルシウムを血液中に放出させるとともに、腎臓から尿へのカルシウムの排泄を抑制して、血液中のカルシウム濃度を高めます。また、腎臓でのビタミンDの活性化を促進することで、間接的に消化管からのカルシウム吸収を促します。 腎臓でつくられるエリスロポエチンは、アミノ酸165個からなるホルモンで、骨髄に作用し、赤血球の増殖・成熟を刺激します。 心臓からは、心房性ナトリウム利尿ホルモンが分泌され、高血圧などの心臓負担を和らげています。 胃から分泌されるグレリンは摂食亢進、成長ホルモン分泌促進、インスリン分泌抑制作用をもっています。 ガストリンは胃酸の分泌を促進します。 コレシストキニンは胆のうの収縮促進や腸管の運動を刺激します。 セクレチンはすい臓から水分と重炭酸の分泌の促進、胆汁分泌の促進、胃酸分泌と消化管運動の抑制をします。 副腎皮質ホルモン アルドステロン(ミネラルコルチコイド)は、腎臓から尿に排泄されるナトリウムを制限して、血中のナトリウム濃度を高めて血圧を上昇させ、水分の体内貯留を促進します。 コルチゾール(糖質コルチコイド)は、血液中のブドウ糖の供給を増加させる糖代謝作用です。またストレスを受けたり、感染がおこったときなどに大量に分泌されます。 デヒドロエピアンドロステロン(DHEA・副腎性性ホルモン)は、副腎皮質でつくられる男性ホルモンです。女性では、これがさらに女性ホルモンに変わります。性ホルモンは主に精巣や卵巣からつくられますが、副腎でもつくられています。 副腎髄質ホルモン アドレナリンとノルアドレナリンは、カテコールアミンと呼ばれるホルモンです。ともに突然の危機や非常時に直面したときなどに、交感神経の緊張により分泌が刺激されて、事態に対処するよう生体機能をコントロールするはたらきがあります。 すい臓にはランゲルハンス島と呼ばれる細胞の集合体が無数に散らばっており、インスリンやグルカゴンといったホルモンを分泌する内分泌腺として働いています。 グルカゴンは、肝臓内のグリコーゲンを分解、ブドウ糖の生産を促します。 インスリンは血液中の血糖値が過度に上昇するのを抑え、逆にグルカゴンは血糖値が下がり過ぎないように働きます。 男性は、黄体形成ホルモンが下垂体から分泌され、テストステロンを精巣の間質細胞が分泌します。このテストステロンの作用により、思春期に性器の成熟、声変わり、ひげが生えるなどの変化がおこります。卵胞刺激ホルモンから精子がつくられます。 女性は、卵胞や黄体が卵巣で発達し、生殖に必要なエストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されます。
食道のはたらき・食道の構造
食道は、のどと胃をつなぐ細長い管状の器官です。胃や腸などと同じ消化器官の一つですが、消化の機能はなく、食べ物を胃へと運ぶための輸送路として働いています。 食道の長さは成人で25㎝~30㎝ほどあり、長径約2㎝、短径約1㎝の楕円形をしています。ふだん食道は前後につぶれて閉じており、食べ物が通るときにだけ、大きく広がります。 食べ物は、液体で1秒~10秒、固形物で30秒~60秒ほどで、食道を通過していきます。 食道は3つのセクションに分けられます。のどから鎖骨の辺りまでが「頸部食道」。「胸部食道」は最も長く、大動脈、気管支、心臓など重要な器官と隣り合っています。そして、横隔膜から食道・胃接合部(噴門部)までの最も短い部分が「腹部食道」です。 また、食道には生理的狭窄といって、もともとくびれて狭くなっている部分が3カ所あります。食道の入り口部分の「第1狭窄部」。「第2狭窄部」は気管支が交差する部分。「第3狭窄部」は、胃液が逆流しないよう狭くなっています。 これら狭窄部にはがんができやすく、"食べ物がつかえる"などの違和感がある場合は要注意です。 食道の壁は厚さが約4mm。一番内側は「粘膜」で覆われています。この粘膜は、食べ物が通過しやすいよう、また食道が食べ物で傷つかないよう丈夫で滑らかな「重層扁平上皮細胞」という組織でつくられています。 粘膜の外には、「粘膜筋板」という薄い筋肉の層があり、その外は「粘膜下層」といいます。 粘膜下層のさらに外には、「輪状筋」と「縦走筋」からなる固有筋層があり、食道の蠕動運動を担っているのがこれら筋肉の層です。そして、いちばん外側は「外膜」という膜状の結合組織で覆われています。