つつみ【包み】
[名] 1 紙や布などで包むこと。また、そのもの。「—をほどく」「小物をまとめて—にする」 2 物を包むのに使う物。風呂敷の類。「よき—、袋などに、衣(きぬ)ども包みて」〈枕・四六〉 [接尾...
つつみ【堤】
《包むものの意》 1 水があふれないように、湖沼・川・池などの岸に沿って土を高く盛り上げたもの。土手。堤防。「洪水で—が切れる」 2 水をためた池。ため池。貯水池。 3 相撲の土俵。「御前に—か...
つつみ【慎み】
つつしむこと。はばかること。「我がもてつけたるを—なくいひたるは、あさましきわざなり」〈枕・一九五〉
つつみ【堤】
姓氏の一。 [補説]「堤」姓の人物堤清二(つつみせいじ)堤康次郎(つつみやすじろう)
つつみ‐い【包み井】
1 まわりを板や石などでかこった泉や井戸。「鈴が音の駅家(はゆまうまや)の—の水を飲(たま)へな妹(いも)が直手(ただて)よ」〈万・三四三九〉 2 正月に宮中で若水をくむために、前年の年末から蓋...
つつみ【包み】
〔外側を覆ったもの〕a bundle;〔包装された〕a package;〔小包〕a parcel衣類一包みa bundle of clothes弁当の包みa wrapped [packed] l...
つつみ【堤】
〔土手〕a bank;〔護岸のための堤防〕an embankment, a dike, a levee ⇒ていぼう(堤防)堤が切れたThe embankment [dike] gave way.
つつみかくす【包み隠す】
keep ((a thing)) secret [《口》 under wraps]彼は借金のことを父に包み隠していたHe kept [hid] his debt from his father....
つつみこむ【包み込む】
⇒つつむ(包む)
つつみがみ【包み紙】
wrapping paper
つつみ‐きょうへい【筒美京平】
[1940〜2020]作曲家。東京の生まれ。本名、渡辺栄吉(えいきち)。音楽ディレクターから作曲家に転身。「ブルー・ライト・ヨコハマ」のヒットで地位を確立すると、その後も多くのヒット曲を手掛けた...
つつみ‐せいじ【堤清二】
[1927〜2013]実業家・小説家。東京の生まれ。東大卒。康次郎の次男。昭和29年(1954)西武百貨店に入社。昭和41年(1966)社長に就任。以後、西友・パルコ・クレディセゾンなどを展開し...
つつみ‐ちゅうなごん【堤中納言】
《邸宅が賀茂川の堤近くにあったところから》藤原兼輔(ふじわらのかねすけ)の通称。
つつみ‐ちよ【堤千代】
[1917〜1955]小説家。東京の生まれ。本名、文子。先天的な心臓疾患を抱えており、通学せず自宅で独学。「小指」およびその他の作品で女流作家として初めて直木賞受賞。他に「再会」「柳の四季」「カ...
つつみ‐やすじろう【堤康次郎】
[1889〜1964]実業家・政治家。滋賀の生まれ。衆議院議員、同議長。箱根土地(後のコクド)・西武鉄道などを設立、西武グループを築き上げた。