はやし【林】
1 樹木がたくさん集まって生えている所。「武蔵野の面影を残す—」「雑木—」 2 同類のものが立ち並んでいる状態。「アンテナの—」
はやし【林】
姓氏の一。 [補説]「林」姓の人物林大(はやしおおき)林海象(はやしかいぞう)林和男(はやしかずお)林鵝峰(はやしがほう)林京子(はやしきょうこ)林倭衛(はやししずえ)林子平(はやししへい)林述...
はやし【栄し】
そばにあって引き立てるもの。装飾。「我(あ)が角は御笠(みかさ)の—」〈万・三八八五〉
はやし【囃子/囃】
《動詞「はや(囃)す」の連用形から》 1 能・狂言・歌舞伎・長唄・寄席演芸など各種の芸能で、拍子をとり、または気分を出すために奏する音楽。主に打楽器と管楽器とを用いるが、芸能によって唄や三味線が...
はや‐しお【早潮】
さしひきのはやい潮。また、流れのはやい潮流。「—や春の霞のながれ江になほ影とまる夜半月かな」〈為尹千首〉
はやし【×囃子】
musical accompaniment (played on traditional Japanese instruments)祭りのはやしfestival music五人ばやしdolls ...
はやし【林】
a wood, woods(▼ 《米》 では単数扱いにすることもある);〔森林〕a forest;〔木立〕a grove松林a pine forest [grove]ぶなの林a grove of...
はやしたてる【×囃し立てる】
1〔声援する〕cheer観客は彼をはやし立てたThe audience cheered him.2〔からかう〕彼の失敗をあまりはやし立てるなDon't make too much fun of ...
ハヤシライス
hash and rice
はやしかた【囃子方】
a musician (playing a traditional Japanese instrument)
はやし‐かいぞう【林海象】
[1957〜 ]映画監督。京都の生まれ。モノクロの字幕映画「夢みるように眠りたい」で監督デビュー。音楽ビデオの制作などでも活躍。代表作「二十世紀少年読本」「我が人生最悪の時」「海ほおずき」など。
はやし‐がほう【林鵝峰】
[1618〜1680]江戸前期の儒学者。京都の人。羅山の三男。名は、春勝・恕(しのぶ)。別号、春斎。将軍徳川家光に仕えて経書を講じ、「本朝通鑑」などを編纂。幕府外交の機密にも参与した。著「鵝峰文...
はやし‐きょうこ【林京子】
[1930〜2017]小説家。長崎の生まれ。本姓、宮崎。長崎での被爆体験に基づく「祭りの場」で芥川賞受賞。他に「上海」「三界の家」「やすらかに今はねむり給え」「長い時間をかけた人間の経験」など。
はやし‐しずえ【林倭衛】
[1895〜1945]洋画家。長野の生まれ。大正8年(1919)社会運動家の大杉栄を描いた「出獄の日のO氏」を二科展に出品し、警視庁から撤回を命じられる。大正10年(1921)渡欧、帰国後は春陽...
はやし‐しへい【林子平】
[1738〜1793]江戸中期の経世家。江戸の人。名は友直。大槻玄沢・宇田川玄随らと交遊。海外事情に通じ、蝦夷(えぞ)地開拓の必要性を説いたが、「三国通覧図説」「海国兵談」などが幕府の忌諱(きき...