えつもくしょう【悦目抄】
歌論書。2巻。藤原基俊著といわれるが偽作。成立年代は鎌倉中期とされるが未詳。和歌の作り方・仮名遣い、先人の作風などについて述べたもの。更科記(さらしなき)。和歌一流。和良日久佐(わらひくさ)。
ぎ【偽〔僞〕】
[常用漢字] [音]ギ(呉)(漢) [訓]いつわる にせ 〈ギ〉本物らしく見せてだます。いつわる。にせ。「偽作・偽証・偽善・偽造・偽名/虚偽・真偽」 〈にせ〉「偽者」
ぎ‐きょう【偽経】
西域や中国・日本などで俗信や正統仏教とは別の思想を取り入れて偽作された経典。
こうしけご【孔子家語】
孔子の言行や、孔子と門人との問答などを集録した書。10巻。原本は27巻あったらしいが、散逸。現存のものは魏の王粛の偽作とされる。日本にも平安時代から伝わる。
さんしゃ‐たくせん【三社託宣】
天照大神・八幡大菩薩・春日大明神の託宣を一幅に書いたもの。信仰の対象として、室町時代から江戸時代末まで、吉田神道の発展に伴い広く流布した。神道家の偽作といわれる。
もぞう【模造】
[共通する意味] ★本物、真作のように見せて作ること。また、そのように作った物。[英] imitation(模造); forgery(偽造)[使い方]〔模造〕スル▽展示する品は模造でよい▽模造品...
だいさく【代作】
[共通する意味] ★本物、真作のように見せて作ること。また、そのように作った物。[英] imitation(模造); forgery(偽造)[使い方]〔模造〕スル▽展示する品は模造でよい▽模造品...
ぎさく【偽作】
[共通する意味] ★本物、真作のように見せて作ること。また、そのように作った物。[英] imitation(模造); forgery(偽造)[使い方]〔模造〕スル▽展示する品は模造でよい▽模造品...
がんさく【贋作】
[共通する意味] ★本物、真作のように見せて作ること。また、そのように作った物。[英] imitation(模造); forgery(偽造)[使い方]〔模造〕スル▽展示する品は模造でよい▽模造品...
がんぞう【贋造】
[共通する意味] ★本物、真作のように見せて作ること。また、そのように作った物。[英] imitation(模造); forgery(偽造)[使い方]〔模造〕スル▽展示する品は模造でよい▽模造品...
おう‐しゅく【王粛】
[195〜256]中国、三国時代の魏(ぎ)の学者。東海(山東省)の人。字(あざな)は子雍(しよう)。当時流行していた鄭玄(ていげん)の学問を批判して「聖証論」を著し、「尚書」「毛詩」「三礼」「左...
かん‐いんし【関尹子】
中国、周時代の秦(しん)の伝説的な思想家。本名、尹喜(いんき)。函谷関(かんこくかん)を守る役人であったので、つけられた名。その思想は「荘子」などに断片的に残っているのみで、著書「関尹子」は後世...
きこく‐し【鬼谷子】
中国、戦国時代の思想家。縦横家の一人。鬼谷(山西省)に住んだのでこの名がある。蘇秦(そしん)に合縦(がっしょう)策を、張儀(ちょうぎ)に連衡(れんこう)策を教えたといわれる。姓名・生没年・事績...