六韜三略の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

中国の有名な兵法書『六韜』と『三略』。『六韜』は周の太公望呂尚りょしょうの作とされる。文・武・竜・虎ひょう犬の六巻。『三略』は前漢の功臣、張良ちょうりょうの師である黄石公こうせきこうの作とされ、上略・中略・下略の三巻。ただし、ともに後世の偽作という説もある。▽「韜」は弓袋の意で、兵法の奥義、戦略のこと。「略」ははかりごと・計略の意。
用例
万巻の経書を読み、六韜三略を究め尽くし、乱世であれば、軍師になるであろう。<柴田錬三郎・柴錬水滸伝>

六韜三略の解説 - 学研 四字辞典熟語

中国古代の兵法の書。奥の手。虎の巻。また、奥義・極義などのこと。
注記
「六韜」は、中国周の呂尚りょしょう(太公望たいこうぼう)の著とされる六巻の兵法書。うち虎韜ことうが「虎の巻」の語源となった。「三略」は、張良ちょうりょうに兵法を教えた黄石公こうせきこうの著とされる三巻の兵法書。
用例
何よりも先ず宮益みやますの興農園から柄の長い作切鍬、手斧鍬ちょうなぐわ、ホー、ハァト形のワーレンホー、レーキ、シャヴル、草苅鎌、柴苅鎌しばかりがまなど百姓の武器と、園芸書類えんげいしょるいの六韜三略りくとうさんりゃくと、種子と苗なえとを仕入れた。〈徳冨健次郎・みみずのたはこと〉

六韜三略の解説 - 小学館 大辞泉

古代中国の兵法書、「六韜」と「三略」の併称。
から転じて》兵法などの、極意。奥の手。虎の巻。

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出典:青空文庫