アウター‐マーカー【outer marker】
飛行場の滑走路端から7000メートルの地点に設置される飛行機の計器着陸装置。地上から電波が発射され、機上の受信機がこれを受けるとランプがついて直上通過を知り、滑走路までの距離が分かる。
アウテール‐ド‐ション【Alter do Chão】
ブラジル北部、パラー州の町。河港都市サンタレンの西約30キロメートル、タパジョス川とアマゾン川の合流地点に位置する。川沿いに白い砂浜が広がり、アマゾン川流域の代表的なリゾートとして知られる。
アスワンハイ‐ダム【Aswan High Dam】
アスワンダムの上流7キロの地点に建設された灌漑・発電用ダム。1960年着手、71年完成。堤長3600メートル、貯水量1570億立方メートル。
アタカマ‐てんもんだい【アタカマ天文台】
チリ北部、アタカマ砂漠のチャナントール山頂にある東京大学の天文台。標高5640メートルの地上最高地点に設置した光学赤外線望遠鏡を用いて、宇宙初期の銀河や誕生間もない星を観測し、銀河や惑星の起源の...
あたり【辺り】
1 ある地点の周囲。ある範囲の場所。付近。周り。「—に気を配る」「この—は静かな住宅地だ」「—かまわず泣きだす」「—一面が火の海だ」 2 場所・時・人・事柄・数量などをはっきり示さずに、婉曲に言...
足取り
I〔歩き方〕a step, a gait;〔大股の〕a stride;〔歩調〕a pace重々しい[軽い]足取りで歩くwalk with a heavy [light] step彼女はしっかりし...
以西
1〔基準となる地点を含む〕in [at] and (to the) west of ((a place));in [at] ((a place)) and (the area) further ...
於いて
1〔ある場所で〕at;in(▼場所を地点と見なすときはatを使う)次回の委員会は京都[学校]において行うThe next committee meeting will be held 「in K...
折り返し
I1〔コートの襟の〕a lapel;〔ズボンのすその〕 《米》 a cuff,《英》 a turn-up折り返し付きズボンtrousers with cuffs折り返しのないズボンcuffles...
極点
〔南緯・北緯の90度の地点〕a pole南極[北極]点the South [North] Pole
かしょ【箇所】
[共通する意味] ★特定された、土地、物体などの小部分。[英] a place[使い方]〔場所〕▽食堂を開くには場所が悪い▽ピアノを置く場所がない▽集合場所〔箇所〕▽この箇所にひびが入っている▽...
ちてん【地点】
[共通する意味] ★特定された、土地、物体などの小部分。[英] a place[使い方]〔場所〕▽食堂を開くには場所が悪い▽ピアノを置く場所がない▽集合場所〔箇所〕▽この箇所にひびが入っている▽...
ばしょ【場所】
[共通する意味] ★特定された、土地、物体などの小部分。[英] a place[使い方]〔場所〕▽食堂を開くには場所が悪い▽ピアノを置く場所がない▽集合場所〔箇所〕▽この箇所にひびが入っている▽...
ところ【所】
[共通する意味] ★特定された、土地、物体などの小部分。[英] a place[使い方]〔場所〕▽食堂を開くには場所が悪い▽ピアノを置く場所がない▽集合場所〔箇所〕▽この箇所にひびが入っている▽...
はっする【発する】
[共通する意味] ★ある所を出発点として、そこから出る。[英] to start[使い方]〔発つ〕(タ五)▽新幹線で東京を発つ▽アメリカへはいつ発つ予定ですか〔発する〕(サ変)▽江戸を発した飛脚...
しらせ‐のぶ【白瀬矗】
[1861〜1946]探検家。陸軍中尉。秋田の生まれ。明治45年(1912)、日本人として初めて南極大陸に上陸、1月28日に南緯80度5分、西経156度37分の地点まで進んだが、南極点には達しな...
ナンセン【Fridtjof Nansen】
[1861〜1930]ノルウェーの探検家・政治家。北極をフラム号で探検し、1895年、北緯86度14分の地点まで到達、北極地方が海洋であることを立証。第一次大戦後は難民救助などに活躍し、1922...
バッターニー【al-Battānī】
[858?〜929]古代イスラムの天文学者。メソポタミア出身。天文観測を行い、太陽の遠地点運動を発見した。アル=バッターニー。
女性の生殖器のしくみ
女性の生殖器は、男性同様、外生殖器と内生殖器に分かれています。外生殖器(外陰部)は、大陰唇、小陰唇、陰核(クリトリス)、膣前庭で構成されます。 膣前庭は外尿道口と膣口が開いており、外尿道口の前方に陰核があります。陰核の内部にはスポンジ状に多数の空洞をもつ海綿体があり、性的な興奮が高まると、海綿体が血液で満たされ充血し、勃起します。 膣口は膣への入り口で、産道の最終地点であるとともに、性交時に陰茎を受け入れる部位です。左右には膣内に粘液を分泌させるためのバルトリン腺(大前庭腺)があり、性交をスムーズにさせています。 また、陰核からは小陰唇というひだが膣前庭を囲むようにのび、さらに小陰唇の外側を厚みのある大陰唇というひだが囲んでいます。 内生殖器は、腹部の下方にある骨盤のなかに膀胱、直腸とともに入っており、膣、子宮、卵管、卵巣で構成されています。 膣は、長さ8㎝くらいの外部と子宮をつなぐ器官で、性交時の交接器、出産時の産道の役割も果たす管状の器官です。 子宮は、膣の奥にあり膀胱の上にのるように位置した袋状の器官です。厚い平滑筋の壁でできた長さ7㎝、幅4㎝程の器官で、下端は膣につながっています。子宮の壁の内側は、粘膜と筋層でできていて、膣から運ばれた精子との受精に成功した卵子は、この壁に貼り付いて成熟し、ここで栄養を与えられながら胎児として育ちます。 卵巣は、子宮の両脇に左右1対であります。卵管という細い管で子宮とつながれているほか、卵管には卵管膨大と呼ばれる管の太くなった部位があり、ここで受精をします。
リンパ系の構造とはたらき
からだのなかには、リンパ管という細い管のネットワークが張り巡らされています。 リンパ管は、全身に網の目のように広がっている細いリンパ管(毛細リンパ管)が、合流しながら太くなっていきます。 右側上半身のリンパ管は、合流を繰り返しながら、右リンパ本幹(右胸管)へ、それ以外は左リンパ胸管(胸管)につながります。最終的には右リンパ本幹は内頸静脈へ、左リンパ胸管は鎖骨下静脈へと合流し、血液に戻ります。 毛細リンパ管の壁は内被細胞でできていて、随所に細胞の間が開いている所があり、その隙間からリンパ球を含む組織液がしみ出てリンパ液となります。リンパ管を通って静脈に戻るリンパ液は、心臓から動脈を通り、毛細血管から再びしみ出してリンパ管に入り、循環します。 リンパ管の合流地点の要所には、リンパ節(リンパ腺)と呼ばれる豆状にふくらんだ器官があります。1~20mmという大きさで、数は全身に約800個。首、わき、ひじ、ひざ、足の付け根となる鼠径部など、四肢や頭と体幹をつなぐ関節部に集中しています。 リンパ節は、ケガなどをして細菌などが体内に入った場合、それらをせき止める場所です。細菌が血液に混入するのを防ぐため、傷を負った部位から近いリンパ節で細菌を捕え、その場にとどめます。 そのため、傷口とは別に"リンパ節が腫れる"などの炎症をおこしますが、リンパ節より先に細菌を通さない"関所"の役割を担っているのです。 リンパ液の成分は、血漿とほぼ同じです。しかし、たんぱく質量は少なく、白血球の一部であるリンパ球が含まれています。 リンパ球には、ヘルパーT細胞、キラーT細胞、B細胞、ナチュラルキラー細胞など複数の種類があります。これらは、侵入してきた病原体を攻撃するというはたらきは同じですが、複数の菌に対処できるように、それぞれ攻撃相手となる外敵を違えています。 また、B細胞やT細胞、マクロファージ、樹状細胞などの免疫細胞は、胸腺、脾臓、リンパ節、パイエル板、扁桃、虫垂、赤色骨髄といった付随的なリンパ組織を足場に使って、からだを循環しています。