あな‐ばん【穴番】
歌舞伎劇場の舞台下にいて、回り舞台やせり出しなどの仕事をする人。奈落番(ならくばん)。
いう‐ならく【言ふならく】
[連語]《動詞「いう」の終止形+推定伝聞の助動詞「なり」のク語法》人の言うことには。「—奈落(ならく)の底の水屑(みくづ)となりしを」〈謡・船橋〉
こころ‐いれ【心入れ】
1 あれこれと気を遣うこと。心遣い。配慮。「馴染の客だけにする…—だった」〈万太郎・続末枯〉 2 心の奥底。考え。「貴嬢(あなた)の御—をも承り、飛立つ程うれしくは思いましたが」〈露伴・露団々〉...
こんりん‐ざい【金輪際】
[名] 1 仏語。大地の最下底のところ。大地がある金輪の一番下、水輪に接するところ。金輪奈落。 2 物事の極限。ゆきつくところ。「逢ひ初めし時の誓文を—と思ひつめ」〈浄・薩摩歌〉
[副] 1...
じ‐ごく【地獄】
《(梵)naraka(那落迦)、niraya(泥黎)の訳。地下の牢獄(ろうごく)の意》 1 仏語。六道の一。この世で悪いことをした者が死後に行って苦しみを受けるという所。閻魔(えんま)大王が生前...
奈落
〔地獄〕hell;〔どん底〕the bottom;〔劇場の〕a trap cellar奈落の底an abyss彼女は奈落の底へ突き落とされたShe was thrown [plunged] in...
ならくのそこ【奈落の底】
an abyss彼女は奈落の底へ突き落とされたShe was thrown [plunged] into the depths [abyss] of despair.
Abaddon
[名]1 破滅の場所,底なし地獄,奈落ならく2 =Apollyon語源[ヘブライ「破滅」]
abyss
[名]〔通例an [the] ~〕((形式))1 (地面などの)深い穴[裂け目],谷底,深海1a 地獄,地の底;(天地創造以前の)カオス2 計り知れない深み,淵ふち,どん底;危機,奈落ならくan...
Apollyon
[名]《聖書》アポルオン,アバドン(◇奈落の悪魔)