ばん‐ず【弁事/辨事】
禅寺で、雑務に従う者。べんじ。
べざい‐せん【弁才船/弁財船】
江戸時代に内航海運で活躍した和船の形式。船底材の先に船首材、後ろに幅広の戸立てをつけ、三段の外板などを組み合わせ、四角帆1枚を用いるもの。帆走性能がよく、少数の乗組員で運航できるため、瀬戸内海を...
べん【弁/辨】
1 物事の区別を見分けること。「上下の—」 2 物事を十分に理解すること。わきまえ。「是非の—」 3 ⇒弁官(べんかん)
べん【弁/瓣】
1 花びら。また、その数をかぞえる語。「五—の花」 2 管の途中や両端にあって、流体の遮断や流量の調整などのため、開閉できる装置。バルブ。「—を開く」 3 心臓などにある弁膜。 4 ウリの実のな...
べん【弁/辯】
1 ものの言いよう。話のしかた。「—の立つ人」 2 話。言葉で言い表すこと。「社長就任の—」「入社の—」 3 その地方の言葉づかい。「大阪—」
べん【弁】
1〔話すこと〕あの人は弁が立つHe is 「a good [a fluent/an eloquent] speaker.彼は弁を弄ろうする癖があるHe has a way of using so...
べん【弁】
1〔花弁〕a petal6弁の花a six-petal(l)ed flower多[単]弁のmany-[single-]petaled2〔器具の〕a valve弁を開く[閉じる]open [clo...
べんかい【弁解】
〔言い訳〕an excuse [ikskjúːs] ((for));〔説明〕 ((give)) an explanation ((for))弁解する excuse [ikskjúːz]; mak...
べんけい【弁慶】
弁慶の泣き所⇒なきどころ(泣き所)弁慶縞じまa two-colored checked pattern弁慶草an orpine
べんご【弁護】
defense,《英》 defence;〔法廷の〕a plea;〔正当化〕justification弁護する defend; plead; justify教授は自分の説を弁護したThe prof...
べんかい【弁解】
[共通する意味] ★都合の悪いことや過失などをとりつくろうための説明をすること。[英] an excuse; an apology[使い方]〔弁解〕スル▽弁解の余地がない▽弁解につとめる▽弁解無...
べんご【弁護】
[共通する意味] ★その人の立場を守り助けること。[英] defense[使い方]〔弁護〕スル▽友人を弁護する▽自己弁護〔庇い立て〕スル▽かばいだては無用だ▽必要以上にかばいだてする[使い分け]...
べんごし【弁護士】
[意味] 当事者その他の関係人の依頼によって、訴訟事件などに関する行為その他一般の法律事務を行うことを職務とする者。[英] a lawyer[使い方]〔弁護士〕▽顧問弁護士[関連語]◆(三百代言...
べんさい【弁済】
[共通する意味] ★借りた金を返すこと。[英] to return; to pay[使い方]〔返済〕スル▽ローンを返済する▽借金の返済に追われる〔返金〕スル▽月々いくらかずつ返金する〔弁済〕スル...
べんしょう【弁償】
[共通する意味] ★損害に対し金品で埋め合わせをすること。[英] compensation[使い方]〔補償〕スル▽損害については当方で補償いたします▽災害補償▽刑事補償〔賠償〕スル▽犠牲者の遺族...
べんえん【弁円/辨円】
⇒円爾(えんに)
べんけい【弁慶/辨慶】
[?〜1189]鎌倉初期の僧。幼名、鬼若。号、武蔵坊(むさしぼう)。義経記・吾妻鏡・平家物語などによれば、熊野の別当の子で、兄頼朝と不和になり奥州に落ちる源義経に従い、安宅(あたか)の関で...
べんちょう【弁長/辨長】
[1162〜1238]鎌倉前期の浄土宗の僧。浄土宗鎮西派の祖。筑前の人。字(あざな)は弁阿。号、聖光坊。比叡山で天台宗を学ぶ。のち、法然の弟子となり、九州に念仏を広めた。鎮西上人。
べん‐の‐ないし【弁内侍/辨内侍】
鎌倉中期の女流歌人。藤原信実の娘。後深草天皇に仕えた。のち、出家。著「弁内侍日記」。後深草院弁内侍。生没年未詳。