あい‐さ【秋沙】
《「あきさ」の音変化》カモ科アイサ属やミコアイサ属の総称。くちばしは細長く、縁が鋸歯(きょし)状。潜水が巧みで、魚を捕食。日本では冬鳥であるが、北海道で繁殖するものもある。ウミアイサ・カワアイサ...
あき【秋】
1 四季の第三。夏と冬の間で、日本では9・10・11月をいう。暦の上では立秋から立冬の前日まで(陰暦の7月から9月まで)をいい、天文学では、秋分から冬至まで。昼が短く、夜が長くなる。この季節は涼...
あき【秋】
芥川竜之介の短編小説。大正9年(1920)4月、雑誌「中央公論」に発表。ある姉妹と幼馴染の従兄の三角関係を描いた心理小説。 永井竜男の短編小説。昭和49年(1974)、「新潮」誌に発表。翌昭...
あき‐あかね【秋茜】
日本で最もよくみられるトンボ。体長約4センチ、黄褐色で、雄は成熟すると赤色になる。初夏に山地へ行き、秋になると平地に群れて帰る。あかとんぼ。《季 秋》
あき‐あげ【秋上げ】
1 稲を収穫したあとに行う祝い。秋収め。 2 不作のため、秋になって米相場の上がること。秋高。⇔秋落ち。
あき【秋】
autumn;《米》 fall秋の autumn;《文》 autumnal秋の紅葉autumn leaves秋向きのドレス[スーツ]a dress [suit] for autumn wear
あきかぜ【秋風】
an autumn wind;〔そよ風〕an autumn breeze二人の間に秋風が立ち始めたTheir love has begun to cool.
あきくさ【秋草】
autumn flowers
あきぐち【秋口】
early autumn [《米》 fall]; the beginning of autumn
あきさく【秋作】
〔秋にまく作物〕a crop planted in autumn;〔秋に取り入れる作物〕autumn [《米》 fall] crops
あき【秋】
[意味] 四季の一つ。旧暦では七月から九月まで、現在は九月から一一月まで、天文学的には秋分から冬至までをいう。[英] autumn; fall《米》[使い方]〔秋〕▽読書の秋▽天高く馬肥ゆる秋[...
あきかぜ【秋風】
[共通する意味] ★秋に吹く風。[英] an autumn wind[使い方]〔秋風〕(しゅうふう)▽秋風がわたる▽秋風索莫(さくばく)(=秋風が吹くころのように勢いの衰えが感じられて、物寂しい...
あきさめ【秋雨】
[共通する意味] ★秋に降る雨。[英] an autumn rain[使い方]〔秋雨〕(あきさめ)▽秋雨前線の影響で、雨になるでしょう〔秋雨〕(しゅうう)▽秋雨のなか、式典が行われた[使い分け]...
あきばれ【秋晴れ】
[共通する意味] ★秋のよく晴れた天気。[英] bright autumnal weather[使い方]〔秋晴れ〕▽秋晴れの気持ちのいい一日〔秋日和〕▽秋日和の今日、観光地は家族連れでにぎわった...
あきびより【秋日和】
[共通する意味] ★秋のよく晴れた天気。[英] bright autumnal weather[使い方]〔秋晴れ〕▽秋晴れの気持ちのいい一日〔秋日和〕▽秋日和の今日、観光地は家族連れでにぎわった...
あきもと‐ふじお【秋元不死男】
[1901〜1977]俳人。神奈川の生まれ。本名、不二雄。「氷海」を創刊、主宰。俳句「もの」説で反響を呼んだ。句集「街」「瘤」など。
あきもと‐まつよ【秋元松代】
[1911〜2001]劇作家。神奈川の生まれ。秋元不死男の妹。三好十郎に師事。売春婦問題を扱った「もの云わぬ女たち」のほか、主な作品に「常陸坊海尊」「かさぶた式部考」「七人みさき」「近松心中物語...
あきやま‐ぎょくざん【秋山玉山】
[1702〜1764]江戸中期の儒学者。豊後(ぶんご)の人。名は儀、字(あざな)は子羽。通称、儀右衛門。昌平黌(しょうへいこう)に学び、のち熊本藩に仕えた。時習館建設を進言。著「玉山詩集」など。
あきやま‐ていすけ【秋山定輔】
[1868〜1950]政治家。岡山の生まれ。明治26年(1893)「二六(にろく)新報」を創刊。日露戦争のときロシアのスパイの嫌疑を受けて、衆議院議員を辞職。孫文らと親交を重ね、その革命運動を支援。
あきやま‐よしふる【秋山好古】
[1859〜1930]陸軍大将。愛媛の生まれ。真之の兄。騎兵の育成に努め「日本騎兵の父」とよばれた。