い‐そう【異相】
1 普通の人とは異なった人相または姿。「この小倅(こせがれ)は—をしている」〈芥川・金将軍〉 2 仏語。四相の一。変化していくもの。 3 能で、基本的な風体をはずれた芸風。異風。「あらゆる物真似...
えい【詠/咏】
1 詩歌を作ること。また、その詩歌。「一首の御—を遊ばしてくだされけり」〈平家・六〉 2 詩歌を声を長く引いてうたうこと。朗詠。「いかにも歌は、—の声によるべきもの」〈古来風体抄・上〉 3 舞楽...
か‐たい【歌体】
1 句数・字数などからみた和歌の形式。短歌・長歌・旋頭歌(せどうか)・片歌(かたうた)などの類。 2 和歌の姿や風体。
かぶき‐もの【歌舞伎者】
1 並外れて華美な風体をしたり、異様な言動をしたりする者。だて者。「近年は人の嫁子もおとなしからずして、遊女、—のなりさまを移し」〈浮・一代女・三〉 2 歌舞を演じるもの。踊り子。「女の—を揃へ...
ぎょう‐てい【業体】
1 営業や企業の状態。業態(ぎょうたい)。 2 おこない。所行。また、風体。ぎょうたい。「此様(こん)な身で此様な—で」〈一葉・にごりえ〉
ふうさい【風采】
[共通する意味] ★顔形(かおかたち)や服装など全体の外見。[英] appearance[使い方]〔風采〕▽ぱっとしない風采〔風体〕▽ばくち打ちの風体をした男[使い分け]【1】「風采」は、体の肉...
ふうてい【風体】
[共通する意味] ★顔形(かおかたち)や服装など全体の外見。[英] appearance[使い方]〔風采〕▽ぱっとしない風采〔風体〕▽ばくち打ちの風体をした男[使い分け]【1】「風采」は、体の肉...
つちくさい【土臭い】
[共通する意味] ★土のにおいがする。[英] earth-smelling[使い方]〔土臭い〕(形)▽とれたての野菜は土臭い〔泥臭い〕(形)▽川魚は泥臭いものが多い[使い分け]「土くさい」「泥く...
やぼ【野暮】
[共通する意味] ★言動や身なり、また、趣味などが洗練されていないさま。[英] naïve[使い方]〔野暮〕(名・形動)▽やぼな身なり▽やぼな男〔野暮ったい〕(形)▽野暮ったい服▽野暮ったい暮ら...
どろくさい【泥臭い】
[共通する意味] ★土のにおいがする。[英] earth-smelling[使い方]〔土臭い〕(形)▽とれたての野菜は土臭い〔泥臭い〕(形)▽川魚は泥臭いものが多い[使い分け]「土くさい」「泥く...
おかにし‐いちゅう【岡西惟中】
[1639〜1711]江戸前期から中期の俳人。因幡(いなば)の人。号は一時軒など。西山宗因に師事し、談林随一の論客として知られた。著「俳諧蒙求」「近来俳諧風体抄」など。
にじょう‐よしもと【二条良基】
[1320〜1388]南北朝時代の公卿・歌人・連歌師。初め後醍醐天皇に仕え、のち北朝の天皇に仕えた。和歌は頓阿(とんあ)に学び、連歌は救済(ぐさい)を師としてともに「菟玖波(つくば)集」を撰し、...
ふじわら‐の‐しゅんぜい【藤原俊成】
[1114〜1204]平安後期の歌人。名は「としなり」とも。定家の父。法名、釈阿。幽玄体の歌を確立し、王朝歌風の古今調から中世の新古今調への橋渡しをした。後白河院の院宣により、「千載和歌集」を撰...