あおのけ‐ざま【仰のけ様】
上に向いた状態。あおむけざま。「—にひっくり返る」
あお‐の・ける【仰のける】
[動カ下一][文]あふの・く[カ下二]上に向ける。あおむける。「顔をぐいと—・ける」
あお‐の‐どうくつ【青の洞窟】
海食洞の一。洞窟の狭い入口から差し込む太陽光線が海底に反射し、水面が青く輝く現象が見られる。イタリアのカプリ島、マルタ、沖縄などのものが有名。
あお‐の‐どうもん【青の洞門】
大分県中津市本耶馬渓町の山国川右岸にある洞穴道。18世紀中期に僧禅海が三十余年かかって掘削したと伝えられ、菊池寛が小説「恩讐の彼方に」の題材とした。
あおのほのお【青の炎】
貴志祐介のミステリー小説。平成11年(1999)刊。平成15年(2003)、蜷川幸雄の監督で映画化。
あお‐のり【青海苔】
1 アオサ科の緑藻スジアオノリ・ヒラアオノリ・ボウアオノリなどの総称。海岸や河口付近の岩などに生える。食用。《季 春》「—や石の窪みのわすれ汐/几董」 2 1を乾燥させたもの。ふりかけや薬味に用いる。
青(あお)は藍(あい)より出(い)でて藍(あい)より青(あお)し
《「荀子」勧学から》青色の染料は草の藍からとるが、それはもとの藍草よりももっと青い。弟子が師よりもすぐれていることのたとえ。出藍(しゅつらん)の誉れ。
あおはか【青墓】
岐阜県大垣市にある地名。赤坂と青野の間にある。古代の宿駅で、源義朝や源頼朝が逗留した所と伝える。長塚古墳・大塚古墳などがある。おおはか。
あお‐はだ【青肌】
1 髪の毛、ひげなどをそったあとの青々と見える肌。 2 モチノキ科の落葉高木。山地に自生。樹皮の外皮は薄くて灰白色、内皮は緑色。葉は卵形。雌雄異株。初夏、緑白色の花が集まってつき、秋に丸くて赤い...
あお‐はぶ【青波布】
クサリヘビ科の毒蛇。全長約50センチ。頭は三角形で大きく、黄緑または青緑色で尾端は赤褐色。樹上性。アジア南部に分布。