あお【青】
[名] 1 色の名。三原色の一つで、晴れた空のような色。藍(あい)系統の色から、黄みを加えた緑系統の色までを総称する。また、公家の染織衣服や襲(かさね)の色目では、緑色を意味する。 2 馬の毛...
あお【襖】
《「襖」の字音「あう」の音変化》 1 両方の脇(わき)をあけたままで、縫い合わせず、襴(らん)のない古代の上着。位階相当の色によるものを位襖(いあお)といい、武官の礼服や朝服に用いた。わきあけの...
あお‐あえ【青和え/青韲え】
ゆでてすりつぶした青豆で海参(いりこ)をあえた料理。
あお‐あお【青青/蒼蒼/碧碧】
[副](スル)いかにも青いさま。また、一面に青いさま。「若葉が—(と)茂る」「—(と)した海原」
あお‐あざ【青痣/青黶】
打撲(だぼく)による皮下出血などで生じた青黒い斑紋(はんもん)。
あお【青】
1〔青色〕blue, azure [ǽʒər];〔空色〕sky-blue2〔緑色〕green信号は青だThe (traffic) light is green.
あおあお【青青】
1〔青色〕青々とした deep blue空は青々と晴れ上がっていたThe sky had cleared to a deep blue color彼は青々としたひげのそり跡をなでたHe stro...
あおあらし【青嵐】
a breeze blowing through green leaves; a fresh early-summer breeze
あおい【×葵】
a mallow(▼特にぜにあおい);〔たちあおい,はなあおい〕a hollyhock
あおい【青い×蒼い】
I1〔青い色の〕blue; azure青い目の女の子a blue-eyed girl布を青く染めたI dyed the cloth blue.2〔顔色が悪い〕pale顔が青いよYou look ...
あお【青】
[意味] 色の名。空や海の澄んだ色。[英] blue[使い方]〔青〕▽青磁の深い青が美しい▽青の瞳(ひとみ)に金色の髪▽青は藍(あい)より出(い)でて藍より青し(=教えを受けた人が教えた人より優...
あおい【青い】
[意味] 色が青であるさま。「蒼い」「碧い」とも書く。[英] blue[使い方]〔青い〕(形)▽青い空▽青くひろがる海▽顔色が青い[関連語]◆(青青) (副)いかにも青いさま。また、一面に青いさ...
あおいきといき【青息吐息】
[共通する意味] ★弱々しく、苦しそうな息づかい。[英] to be breathing faintly[使い方]〔虫の息〕▽車にひかれた犬は虫の息だった〔青息吐息〕▽経営が苦しくて青息吐息だ[...
あおぐ
[共通する意味] ★(扇やうちわで)風を起こす。[英] to fan[使い方]〔あおぐ〕(ガ五)〔あおる〕(ラ五)[使い分け]【1】「あおぐ」は、人間が扇やうちわで風を起こす意。「扇ぐ」「煽ぐ」...
あおじゃしん【青写真】
[共通する意味] ★ある事を行うために立てた、手順や用いる物などについての案。[使い方]〔計画〕スル▽計画をたてる▽式典を計画する▽計画的な犯行▽住宅整備計画〔プラン〕▽予算に応じた旅行のプラン...
あおうどう‐でんぜん【亜欧堂田善】
[1748〜1822]江戸後期の洋風画家。岩代(いわしろ)の人。本名、永田善吉。画僧月僊(げっせん)・谷文晁(たにぶんちょう)に師事、松平定信の御用絵師となる。江戸で洋風画法や銅版画を学び、江戸...
あおき‐こんよう【青木昆陽】
[1698〜1769]江戸中期の蘭学者。江戸の人。初め伊藤東涯(いとうとうがい)に師事。甘藷(かんしょ)(サツマイモ)を救荒作物として普及に尽力し、甘藷先生とよばれた。著「和蘭文字略考」「蕃薯考...
あおき‐しげる【青木繁】
[1882〜1911]洋画家。久留米の生まれ。西欧世紀末芸術の影響を受けて伝説・神話に取材した作品が多い。放浪のうちに夭折。「海の幸」「わだつみのいろこの宮」などの作がある。
あおき‐しゅうぞう【青木周蔵】
[1844〜1914]外交官。山口の生まれ。ドイツ公使、山県(やまがた)・松方内閣の外務大臣を歴任。不平等条約の改正に尽力。大津事件により失脚。
あおき‐しゅうひつ【青木周弼】
[1803〜1864]江戸末期の医学者。周防(すおう)の人。名は「しゅうすけ」とも。江戸・長崎で蘭学を学び、のちに長州藩医として種痘を実施。著「袖珍(しゅうちん)内外方叢」「察病論」など。