あ【吾/我】
[代]一人称の人代名詞。わたし。われ。わ。「—を待つと君が濡れけむ」〈万・一〇八〉 [補説]主に上代に用いられ、平安時代には「あが」の形を残すだけになった。
あ【足】
《上代語》あし。「—の音せず行かむ駒もが」〈万・三三八七〉 [補説]多くは「あがき(足掻き)」「あゆい(足結)」など、他の語と複合して用いる。
あい【愛】
1 親子・兄弟などがいつくしみ合う気持ち。また、生あるものをかわいがり大事にする気持ち。「—を注ぐ」 2 (性愛の対象として)特定の人をいとしいと思う心。互いに相手を慕う情。恋。「—が芽生える」...
あい‐さん【愛餐】
キリスト教会で信徒が共にする食事。アガペー。
アイール‐さんち【アイール山地】
《Massif de l'Aïr》ニジェール北西部の山地。最高峰はアンドゥカンタゲス山(2022メートル)。主な都市は南西麓のアガデス。同山地の一部とテネレの砂漠地帯を合わせて「アイールとテネレ...
あか・う【贖ふ/購ふ】
[動ハ四]《「あがなう」の古形。「あがう」とも》 1 金品などを提供して罪などを償う。「その科(とが)を—・ひてのちは、また天上に帰り来たるべきなり」〈唐物語〉 2 買い求める。「銭十万を以て此...
あかとき‐やみ【暁闇】
「あかつきやみ」に同じ。「夕月夜—の朝影にあが身はなりぬ汝(な)を思ひかねて」〈万・二六六四〉
あがい【贖ひ/購ひ】
《平安時代ごろまでは「あかい」》つぐない。あがない。「酒、くだものなど取り出ださせて—せん」〈宇治拾遺・一一〉
アガカーン‐きゅうでん【アガカーン宮殿】
《Aga Khan Palace》インド西部、マハラシュトラ州の都市プーネにある宮殿。1892年、イスラム教シーア派イスマイール派第48代イマーム、アガ=カーン3世により建造。英国統治時代、イン...
アガカーン‐びょう【アガカーン廟】
《Aga Khan Mausoleum》エジプト南部の都市アスワンにある霊廟。ナイル川西岸、アスワン市街の対岸の高台に位置する。1957年にイスラム教イスマイール派第48代イマーム、アガ=カーン...