あきれ‐いた・し【呆れ甚し】
[形ク]意外のことに驚きあきれるさま。ひどくあきれる。「よろづうきうきと我も人も—・くて」〈増鏡・むら時雨〉
アキレウス【Achilleus】
ホメロスの叙事詩「イリアス」の主人公。ペレウスと女神テティスの子。トロイア戦争に参加、敵の総大将ヘクトルを討った。不死身であったが、唯一の弱点のかかとをパリス(一説にアポロン)に矢で射られて死ぬ...
あきれ‐かえ・る【呆れ返る】
[動ラ五(四)]途方もないことに出あって、非常に驚く。あっけにとられる。「あまりの無謀さに—・る」
あきれ‐がお【呆れ顔】
あきれた顔つき。
呆(あき)れが宙返(ちゅうがえ)りを◦する
《「あきれかえる」をおどけていったもの》ひどくあきれる。「—◦して、葺屋町川岸(がし)へ軽わざを出さあ」〈洒・辰巳婦言〉
呆(あき)れが礼(れい)に◦来(く)る
ひどくあきれることを誇張した言い方。あきれが宙返りをする。
アキレジア【aquilegia】
キンポウゲ科オダマキ属の一年草または多年草。また、その中の渡来種をいう。セイヨウオダマキ。
アキレス【Achilles】
アキレウスのラテン語名。
アキレス‐けん【アキレス腱】
1 ふくらはぎにある腓腹(ひふく)筋・平目(ひらめ)筋を、かかとの骨に付着させる、人体中最大の腱。踵骨腱(しょうこつけん)。 2 《神話アキレウスの故事から》いちばんの弱点。「相手の—をつく」
アキレス‐と‐かめ【アキレスと亀】
ゼノンの逆説の一。俊足のアキレスが鈍足の亀を追いかけるとき、アキレスがはじめに亀のいたところに追いついたときには、亀はわずかに前進している。ふたたびアキレスが追いかけて亀がいたところに追いついた...