あしや【芦屋】
兵庫県南東部、六甲山の南斜面にある市。住宅地。古くは葦屋(あしのや)といった。菟原処女(うないおとめ)や、在原行平と松風・村雨の姉妹など、恋物語の伝説の地。人口9.3万(2010)。→松風
あしや【芦屋】
福岡県北部、遠賀(おんが)川河口にある町。江戸時代、米・石炭の積み出し港として栄えた。航空自衛隊の基地がある。
あしや‐がま【蘆屋釜/芦屋釜】
茶の湯の釜で、室町時代を中心に、現在の福岡県北部の芦屋で作られたものの総称。特に、永正(えいしょう)以前のものは古蘆屋とよび、珍重される。
あしや‐し【芦屋市】
⇒芦屋
あし‐やすめ【足休め】
[名](スル)疲れた足を休めること。「少し—して、また登りだす」
あしや‐だいがく【芦屋大学】
兵庫県芦屋市にある私立大学。昭和39年(1964)に開学した。
あしやどうまんおおうちかがみ【蘆屋道満大内鑑】
浄瑠璃。時代物。五段。竹田出雲作。享保19年(1734)大坂竹本座初演。信太(しのだ)の森の白狐(しろぎつね)が安倍保名(あべのやすな)の妻となった伝説に取材したもの。通称「葛の葉」「保名」。
あしや‐の‐うないおとめ【葦屋菟原処女】
⇒うないおとめ
あしや‐まち【芦屋町】
⇒芦屋