あし‐づの【葦角】
《角のように先がとがっているところから》葦の新芽。「—の生(お)ひ出でし時に天地(あめつち)と人との品(しな)は定まりにけり」〈古今六帖・六〉
あし‐て【足手】
《「あしで」とも》足と手。てあし。また、からだ。「—を見れば、すき、くはのごとし」〈宇津保・俊蔭〉
あして‐かげ【足手影】
1 人の姿。面影。「都の人の—もなつかしう候へば」〈謡・隅田川〉 2 人の往来が盛んな所。「諸国の城下、または入り舟の湊(みなと)などは、人の—にて」〈浮・織留・三〉
あして‐まとい【足手纏い】
[名・形動]《「あしでまとい」とも》手足にまつわりついて自由な活動の妨げとなること。また、そのようなさま。あしてがらみ。「—の女房持つは厭と」〈露伴・いさなとり〉
あし‐で【葦手】
1 装飾文様の一種で、文字を絵画的に変形し、葦・水鳥・岩などになぞらえて書いたもの。平安時代に始まり、中世を通じて行われた。葦手書き。 2 「葦手絵」の略。
あしで‐え【葦手絵】
樹木・草花・岩などの一部に文字を装飾的に組み込んだ絵。料紙の下絵や蒔絵(まきえ)などに用いられた。
あしで‐がき【葦手書(き)】
「葦手1」に同じ。
あしで‐もじ【葦手文字】
葦手書きにした文字。
あし‐とり【足取り】
1 《「あしどり」とも》相撲のきまり手の一。相手の足を両手で抱え上げ、引き倒すか土俵の外へ出す技。一寸反(いっすんぞ)り。 2 レスリングで、相手の足を取ってマットに倒す技。
アシドッド【Ashdod】
イスラエル南部の港湾都市。テルアビブヤッファの南約30キロメートルに位置し、地中海に面する。ペリシテ人の重要な町であり、旧約聖書の時代から知られた。第一次中東戦争後に産業の中心地となり、1966...