み‐すぐ・す【見過ぐす】
[動サ四] 1 「みすごす」に同じ。「思ひあてられ給へる御側目を—・さで」〈源・夕顔〉 2 見ながら時や日を過ごす。また、世話をしながら過ごす。「親たちのいとことごとしう思ひまどはるるが心苦しさ...
み‐ごも・る【水籠もる】
[動ラ四]《「みこもる」とも》水中にひそみ隠れる。転じて、心に秘めておく。「言ひ出てもつひにとまらぬ水の泡を—・りてこそあるべかりけれ」〈宇津保・あて宮〉
みどりのほうおう【緑の法王】
《原題、(スペイン)El papa verde》アストゥリアスの小説。1954年刊。米国企業ユナイテッドフルーツ社をモデルにした三部作の第二作目。グアテマラ地元民を搾取するバナナ事業主の一代記。
まん‐ぽ【漫歩】
[名](スル)あてもなくぶらぶら歩き回ること。そぞろあるき。「一日、秋の古都を—する」
耳(みみ)を潰(つぶ)・す
聞いても聞かないふりをする。「鸚鵡(あふむ)返しのあて言—・して」〈浄・浦島年代記〉
ミネルバ【Minerva】
ローマ神話で、知恵・工芸・戦争の女神。ギリシャ神話のアテナと同一視される。
ミコノス‐とう【ミコノス島】
《Mikonos/Μύκονος》ギリシャ南東部、エーゲ海に浮かぶ島。キクラデス諸島の北東部に位置する。主な町は同島西岸の港町ミコノス。ワイン、チーズ、蜂蜜の生産が盛ん。古代にはアテネ同盟に属し...
万一(まんいち)を頼(たの)・む
わずかの望みにすがる。運をあてにする。「—・んで受験する」
まじらい【交じらひ】
まじわり。つきあい。交際。「—もせず、宮の御もとへも参らず」〈宇津保・あて宮〉
まつ‐がみ【松紙】
松葉色に染めた紙。「青紙、—」〈宇津保・あて宮〉