後腹(あとばら)が病(や)・める
事がすんだあとに、出費がかさんだり、障害が生じたりして苦しむ。「それは利害に打算して、跡腹の病めないものは無い」〈鴎外・妄想〉
あと‐ひき【後引き】
飽きることなく、次々に物を欲しがること。多く酒についていう。
あとひき‐じょうご【後引き上戸】
飲みはじめると、際限なく酒を欲しがる癖のある人。
あとひき‐まめ【後引き豆】
《食べ始めるときりがないことから》落花生の異称。
あと‐び【後火/跡火】
1 嫁に行く娘を生家から送り出したあと、門前でたく火。 2 葬式を出したあとに門前でたく火。送り火。「—の火箸といふこと、などてか、世になきことならねど」〈枕・一四一〉
あと‐びき【後引き】
酒などをつぐとき、銚子(ちょうし)の口を伝って滴ること。また、その滴り。
あと‐びさり【後びさり】
[名](スル) 1 「あとずさり」に同じ。「蟹なら横に這う所だが今年の気候は—をするんですよ」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 アリジゴクの別名。 3 カニムシの別名。
アト‐びょう【アト秒】
《atto second》時間の単位の一つ。100京分の1秒。10−18秒。アトセコンド。as。asec。
アトびょう‐パルスレーザー【アト秒パルスレーザー】
アト秒(100京分の1秒)という、きわめて短い時間幅のパルスで発振するレーザー。2001年、フェムト秒パルスレーザーを希ガスに集光すると、高次高調波とよばれるレーザー周波数の奇数倍の周波数をもつ...
アトびょう‐レーザー【アト秒レーザー】
⇒アト秒パルスレーザー